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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.08.15 14:29
更新日: 2018.08.15 14:34

ランボルギーニ、2019年導入の“GT2”参入を示唆。ウラカン スーパートロフェオを転用か

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ル・マン/WEC | ランボルギーニ、2019年導入の“GT2”参入を示唆。ウラカン スーパートロフェオを転用か

 ランボルギーニ・モータースポーツを率いるジョルジョ・サンナは、ブランパンGTシリーズなどのGTカーシリーズを運営するSROモータースポーツグループが提唱する新規定クラス“GT2”に興味を示していることを認めた。

 7月末に開催されたトタル・スパ24時間でアナウンスされたGT2クラスは、現在WEC世界耐久選手権のGTカテゴリーとなっているLM-GTEクラスの前身と同じ名称を持つ新カテゴリー。その概要はアマチュアドライバー向けに製作される700馬力級のGTマシンを用いて、本格運用される2020年からブランパンGTシリーズ・スプリントシリーズなどでGT3クラスを補完するものだ。

 既報のとおり、ランボルギーニは2019年シーズンに向け『ウラカンGT3』のエボモデルを開発していると見られているが、これと同時に今季デビューしたワンメイクレース車両『ウラカン スーパートロフェオEvo』のさらなる性能向上を狙ったアップグレードパッケージの評価も行なわれているという。

 サンナはランボルギーニのGT2参入について「市販車ベースのV10エンジンで620馬力を誇るウラカン スーパートロフェオEvoにいくつかの改良を加えることで、新しいクラスの枠組みに入ることができる」と語った。

「我々は『(ドイツメーカーらの参入が相次ぐ)GT4に興味がない』と再三にわたって語ってきたが、これは現在も変わることはない。なぜなら、ランボルギーニ車と他のGT4カーでは同じライン上に立っておらず、競合が不可能だからだ」

「しかしGT2は違う。700馬力級の参戦車両が想定されるこのクラスでは、スーパートロフェオを新たなマシンのベースプラットフォームとして使うことができる。だが、まずは新GT2がどのように発展させていくのかをSROとともに理解しなければならないだろう」

■「今日のGT3とGT4のギャップは大きすぎる」

2018年にデビューしたランボルギーニ・ウラカン スーパートロフェオEvo
2018年にデビューしたランボルギーニ・ウラカン スーパートロフェオEvo

この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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