更新日: 2018.12.23 17:46
IMSA:アロンソと小林可夢偉、「彼らの経験がチームを助ける」とジョーダン・テイラー
IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ開幕戦ロレックス・デイトナ24時間で、フェルナンド・アロンソと小林可夢偉を助っ人ドライバーに起用するウェイン・テイラー・レーシング(WTR)のレギュラードライバー、ジョーダン・テイラーはF1やWEC世界耐久選手権を戦ってきたふたりの豊富な経験がチームを助けるだろうと考えている。
2019年1月26~27日に決勝レースが行われるデイトナ24時間でアロンソと可夢偉を第3、第4ドライバーに迎えると発表したWTR。
コニカミノルタのサポートを受けて10号車キャデラックDPi-V.Rを走らせるチームは2017年、デイトナを制したほか第2戦セブリング12時間を含む開幕4連勝という好成績を残し、同年のシリーズタイトルを獲得した。
そんなWTRでランガー・バン・デル・ザンデとともにレギュラードライバーを務めるジョーダンは、アロンソと可夢偉はDPiの“ルーキー”であるものの、彼らがチームに新しい見識をもたらすことを期待している。
アロンソを世界でもっとも高い評価を受けているドライバーと語り、可夢偉を日本のヒーローと評するジョーダンは「デイトナは(シリーズの中でも)一番勝ちたいレースだ。だから優勝するための要素はすべてクルマに注いでいる」と語る。
「アロンソと可夢偉は、僕が知らない驚くべくほど豊富な経験とそれによって得られる知識を持っている」
「彼らは(WECの)LMP1でミシュランタイヤを履いたクルマをドライブしているから、ランガー(・バン・デル・ザンデ)や僕とは違うフィードバックをチームにもたらすかもしれない」
「また、多くのメディアが彼らが10号車キャデラックをドライブすることに注目していると思うけど、僕らはデイトナで勝つためにふたりを呼んだんだ。だから僕は来年1月のレースをとても楽しみにしているよ!」