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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.11.11 08:30
更新日: 2022.11.11 08:32

僅差でプジョーの後塵を拝したトヨタ「バランスが思いどおりにならず苦戦している」/WECバーレーン初日

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ル・マン/WEC | 僅差でプジョーの後塵を拝したトヨタ「バランスが思いどおりにならず苦戦している」/WECバーレーン初日

 11月10日(木)、2022年のWEC世界耐久選手権最終戦となる第6戦『バーレーン8時間』レースが開幕。最終戦までもつれ込んだドライバーとマニュファクチャラーの両タイトルを争うTOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、初日に2セッションが行われた公式練習(フリープラクティス)で、両タイトルの獲得へ向け、その準備を開始した。

 2022年のル・マン24時間レースを制し、ドライバーズチャンピオンを争うセバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮の8号車GR010ハイブリッドは、タイトル獲得のためには現在同点で争っている36号車アルピーヌA480・ギブソンよりも上位でフィニッシュする必要がある。8号車は初日、トップタイムをマークした93号車プジョー9X8からわずか0.045秒遅れの2番手タイムをマークした。

 ディフェンディングチャンピオンである7号車を駆るマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペスは4番手につける結果となったが、ハイパーカークラスは、TGRの2台を含む上位4台がわずか0.160秒の中に入る接戦となった。

 チームは一回のアタックタイムには重きを置いておらず、クリーンなセッションとなった公式練習1回目では、TGRの6人のドライバー全員が車両セットアップの解析とタイヤテストのために満足なスティントをこなした。

 ナイトセッションとなった公式練習2回目では、コンウェイとハートレーがセッション開始早々に短いアタックスティントを行い、7号車、8号車それぞれ最速タイムをマーク。その後は両車ともに、決勝レースを見据えたメカニカル及び空力のセットアップの更なる最適化と、タイヤに厳しい路面における、その性能の解析を目的としたロングランに切り替えた。

 走行2日目となる11日(金)は、現地時間11時(日本時間17時)から60分の公式練習3回目が行われたのち、日没直後の17時10分(同23時10分)から、ハイパーカー&LMP2の予選セッションがスタートする。

 バーレーンの走行初日を終えた、TGRの6名のドライバーのコメントは、以下のとおり。

FP2のナイトセッションを走る7号車トヨタGR010ハイブリッド
FP2のナイトセッションを走る7号車トヨタGR010ハイブリッド

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