■佐藤琢磨のSF19評は「すごく新鮮!」

 一貴はすでにテストでの経験があるが、琢磨はこれが初めてのSF19体験だ。「すごく新鮮! 僕はSF14を岡山で一度テストしていますけど、その軽い動きは踏襲しながら、ダウンフォースがすごく上がっている。今の1〜2周ではそこまで引き出せていないですけど、感触はすごくいいですね。コーナーは安定しているし、130Rもほぼ全開でいけます。すごいな……と感じました」とファーストインプレッションを語った。

「インディカーはパワステはないので、その慣れはちょっと必要ですね。ステアリングが軽くていいですが(笑)。ダウンフォースがついたら、パワステ無しでは走れないでしょうし」

 ちなみにインディカーで戦う琢磨にとっては、『ハロ』装着のフォーミュラカーは初めての体験。「コクピット全体が包まれている感じはありましたが、ハロ自体は違和感はなかったです。シートフィッティングしたときはすごく見えましたけど、ヘルメットのバイザーを閉めると目に入ってこない。コクピットの前のアタッチメントは気になるかもしれませんが、走ると視点が奥に行くので、違和感はないですね」とやはり琢磨もハロは気にならないと語った。

「安全という面では、今後フォーミュラはハロが主流になると思うので、スーパーフォーミュラで導入されるのはすごくいいと思いますね」

 この日も多くのファンが囲み、その存在感を示した琢磨。「スーパーフォーミュラも昨日の予選から観ていましたが、(山本)尚貴も気合が入っているし、他のチャンピオン候補もトップ5に入っていますからね。レースもこの後観戦しますし、ファンの皆さんも多く来られているので、チャンピオン争いを見届けていきます」と琢磨はSF19とひさびさのスーパーフォーミュラを楽しんでいる様子だった。

ホンダエンジン搭載のSF19をドライブした佐藤琢磨
スーパーフォーミュラSF19で鈴鹿を走る琢磨(#11)と一貴(#00)
スーパーフォーミュラSF19で鈴鹿を走る琢磨(#11)と一貴(#00)
ふたりのコメントを聞いたのはSFピットレポーターの松田次生。豪華な3ショットが実現した。

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