毎回このSUGOでのレースは荒れに荒れ、セーフティーカーランとなる可能性も高いため、ピットインのタイミングの戦略でチーム・ドライバーによって大きく分かれました。オリベイラはタイミングを引っ張る作戦を採用。前方のマシンの中でNo.8 小林選手は10周を終えたところで、26周~28周目にNo.38 石浦宏明選手(P.MU/CERUMO·INGING)、No.16 山本選手、No.1 中嶋一貴選手(PETRONAS TEAM TOM’S)が続けてピットインしたことで、オリベ イラはNo.2 アンドレ・ロッテラー選手(PETRONAS TEAM TOM’S)とNo.40 野尻選手に続く3位につけます。トップグループの中で一番最後の55周目にようやくピットイン。給油のみの作業で、ピットへ送り返す予定でしたが、痛恨のエンジンストールを喫してしまい、作業時間が19.6秒かかってピットアウト。ピットインを引っ張ったことで、見えないトップグループとのレースペース配分の戦いを制して、ピットアウト後、順位浮上を狙いましたが万事休す。全車がピット作業を終え、8位のポジションとなってしまいました。

 ファイナルラップでひとつ前のポジションを走行していた、No.7 平川亮選手(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がガス欠でスローダウン。その間に、7位へポジションを上げてフィニッシュとなりました。一方のカルダレッリは、全車がピット作業を終えて16位を走行。67周目にはオーバーテイクシステムを使用し、No.4 ウィリアム・ブラー選手 (KONDO RACING)をオーバーテイクし15位に上がりますが、ファイナルラップでガス欠があり、チェッカーを受けずにピットイン。結局16位でレースを終えました。

 これで2015年シーズンも6戦を終えて、残すは最終戦の鈴鹿のみとなりました。オリベイラがランキングトップとは14ポイント差があるものの、ランキング4位につけてチャンピオンの可能性を残しています。カルダレッリも苦戦している決勝レースで、結果を残し一矢報いたいところです。最終戦は2レース制、好結果を求めチーム一同臨みますので最後までLENOVO TEAM IMPULの応援をどうぞよろしくお願いします。

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