上位陣のピットインが行われたのは、27周目あたりから。VivaC 86 MCを先頭にピットに向かうと、VivaC 86 MCはタイヤ左のみ交換を実施。翌周にピットに向かったLEON CVSTOS AMGの前に出ることに成功する。また、29周目にはトップのグッドスマイル 初音ミク AMGもピットに入り、片岡から谷口信輝に交代するが、こちらも左のみ2本交換が行われた。

 トップの谷口は盤石のリードを築く一方で、2番手に浮上した松井孝允のVivaC 86 MCの後方にはLEON CVSTOS AMGの蒲生尚弥がつける。ニュルブルクリンク参戦等で仲の良いふたりのクリーンなバトルは、大いにサーキットを沸かせた。

 その後方につけていたのはSUBARU BRZ R&D SPORTだったが、バックストレートで出火しまさかのストップ。さらに4番手に浮上していたマッハ車検 MC86 GTNETも遅れてしまう。そのなかで、ピットストップタイミングを遅らせていたARTA BMW M6 GT3が4番手に浮上した。

 これで終盤に向けてレースは落ち着くかと思われたが、53周目に8番手を走行していた50号車Ferrari 488 GT3がGT500のEpson Modulo NSX-GTと接触し、イン側のコンクリートウォールにクラッシュ。これで3回目のセーフティカーが出動した。

 SC明け、谷口はリードを広げる一方、松井と蒲生の戦いが続く。その後方では、5〜6台によるバトルが展開されていくが、ここで4番手を奪ったのはGULF NAC PORSCHE 911の峰尾恭輔。さらにGAINER TANAX triple a GT-R、B-MAX NDDP GT-Rという2台のGT-Rによる戦いが展開された。そのなかで、最後に波乱となったのは2番手争い。GT500の首位争いにのなかで、松井がダブルヘアピンでスピンを喫してしまったのだ。

 最後まで息もつかせぬレースが展開されるなか、GT300クラスを制したのはグッドスマイル 初音ミク AMG。谷口/片岡組は2014年以来の開幕戦勝利、14年第2戦以来の優勝となった。2位はLEON CVSTOS AMGで、メルセデスベンツAMG GT3勢がワン・ツー。3位はGULF NAC PORSCHE 911の峰尾恭輔/ジョノ・レスター組がチームにとって初めてとなる嬉しい表彰台を獲得している。VivaC 86 MCは最後は4位でチェッカーを受けた。

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