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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.05.22 11:00
更新日: 2017.05.22 10:59

#50 Ferrari 488 GT3 スーパーGT第3戦オートポリス 決勝レポート

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スーパーGT | #50 Ferrari 488 GT3 スーパーGT第3戦オートポリス 決勝レポート

2017 SUPER GT
INGING MOTORSPORT

第3戦オートポリス レースレポート

5月21日(日)<決勝天候>:晴れ|コース状況:ドライ
#50 Ferrari 488 GT3 27位

2年ぶりにオートポリスで行われたSUPER GT第3戦決勝で、ニューマシンに変更したFerrari 488 GT3は安定したラップタイムでポテンシャルを感じるものの、不運なクラッシュにより27位でレースを終える。

 2年ぶりにSUPER GTのシリーズ戦として復帰することになったオートポリスラウンド。絶好のレース日よりとなった5月21日(日)に行われた決勝レースには1万8200人の観衆が訪れ、GT500、GT300ともに白熱した65周の好バトルを見せることになった。

 開幕戦のクラッシュによってニューマシンに変更したFerrari 488 GT3は、ぶっつけ本番となった予選ながらも新田守男のドライビングによりQ1を突破し、都筑晶裕が12位を得て決勝レースを迎える。

#50 Ferrari 488 GT3
#50 Ferrari 488 GT3

 決勝レース日は、まず20分間のウォームアップ走行で幕を開けた。20日(土)が実質的なシェイクダウンとなったため、予選後にもセットアップに修正を加えたFerrari 488 GT3。ウォームアップ走行ではスタートドライバーを務めた都筑が6周を周回し、マシンやセッティングの状況を確認した。

 14時7分にローリングスタートによってレースが始まり、12番手スタートとなった都筑は順位を守って1周目のコントロールラインを通過。テールトゥノーズのまま3周目に入ると、前走車のGT500と300の車両が最終コーナー手前でクラッシュ。

 それでも、都筑はコース上に停止していた2台の車両を冷静に避けて10番手まで順位を上げた。このクラッシュにより7周に渡りセーフティカーが入り、12周目にリスタートが切られる。

 都筑はリスタート後も10番手を守りながら安定して1分47秒~48秒台のラップタイムを刻む。そして22周を走行したところで新田にバトンを渡す。都筑の走行中にマシンとタイヤの状況を聞いていたチームは、左側のタイヤを2本交換する作戦でピットタイムを削り、さらに上位を狙う戦略を立てた。

 だが、タイヤ交換時にエアジャッキが上手く作動せずにタイムロスを喫してしまう。26番手まで順位を落としてしまったFerrari 488 GT3だが、新田は1分47秒前半のタイムで前走車を必死に追う。

 一時は21番手まで順位を上げたが、45周目にまたしても不運が訪れた。セクター3でスピンしていた♯1のLEXUS LC500をかわした瞬間にそのマシンが動きだし、新田の右リアにヒット。

 この接触でFerrari 488 GT3はコース外にはじき飛ばされるとともに、足まわりを破損してしまう。再始動を試みた新田だが、アームの損傷などにより走行不可能な状況でレースを終えることになった。

 結果としては45周を周回していたため27位で完走となったが、初戦に続きチェッカーを受けることができなかった。しかしチームは改めて車両のポテンシャルを実感しており、次戦以降の戦いでリベンジを誓う。

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