2017 AUTOBACS SUPER GT ROUND4 スポーツランドSUGO

開催地:スポーツランドSUGO(宮城県)/3.704km
7月22日(予選) 天候:曇り コースコンディション:ドライ 観客数:9,600人
7月23日(決勝) 天候:雨のち曇り コースコンディション:ドライ 観客数:26,200人

予選、決勝に相次いだトラブル。しかしスピードと可能性をアピールした

 SUGO戦スポーツランドSUGOを舞台に、スーパーGTシリーズの第4戦、「SUGO GT300km RACE」が7月22~23日に開催された。全8戦での開催が予定されるシリーズに、今年もaprは2台のトヨタプリウスZVW51を走らせ、「#30 TOYOTA PRIUS apr GT」を昨年に引き続き、永井宏明選手と佐々木孝太選手に託すこととなった。
 
 今年から改められたBoPの影響により、ここまでの3戦は苦戦を強いられていたが、今回から光明が見出せそうだ。
 
 プリウスGTが搭載するエンジンは、高回転域でパフォーマンスを発揮するものの、これまでのリストリクター径、28.32mm×2ではエンジン内部に十分な空気を送り込めず、肝心な高回転域で窒息状態となっていた。
 
 それが最大の苦戦の理由だが、今回から最低重量を40kg増やすことを条件として、28.70mm×2への拡大が許されたのだ。
 
 レースそのものは前回より2か月もインターバルを置いたが、その間にはSUGOだけでなく、鈴鹿での公式テスト、さらにタイヤメーカーテストも行われて、タイヤ、マシンともに進化が確認されている。
 
 正直なところ、重量増は気になるところだが、エンジンが元気になれば、きっとここからの巻き返しは可能なはず。ドライバーのみならず、チーム全体が大きな期待を抱いて、サーキット入りすることとなった。

30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2017スーパーGT第4戦SUGO

 

公式練習 7月22日(土)9:00~10:39

 前回のオートポリスでは、入賞まであと一歩の11位でフィニッシュし、それまでの2戦で見舞われたトラブルもなく、士気は再び高まりつつあった。それから2か月の間、行われたテストでもひととおりの成果も得られていたこともあり、チーム全体の今回のレースにかける意気込みもかなり大きかったのは言うまでもない。
 
 ひとつ気になるのは、このレースウィークの天候だ。天気予報では高い確率での降雨を伝えており、ヨコハマのドライタイヤが好パフォーマンスを示したこともあり、できればドライコンディションで戦いたいところ。
 
 しかし、土曜日のSUGOはまさに真夏日。少なくても走り始めとなる、公式練習に関しては雨の心配など一切なさそうだった。今回も最初に「#30 TOYOTA PRIUS apr GT」のステアリングを託されたのは佐々木選手。
 
 コースオープンと同時に始動開始、まずは最初のチェックを行って、すぐにピットに戻ってくる。気になるエンジンパフォーマンスは? 佐々木選手の表情を見る限り、どうやら期待どおりのよう。
 
 先ずは短い周回での走行から始まり、ピットストップごとセットが改められ、徐々に周回は伸ばされている。その間に佐々木選手は1分20秒598をマーク。その時点での9番手につける。
 
 そして、残り1時間を切って間もなく、ステアリングは永井選手に託されることとなる。コースイン早々に赤旗が出るハプニングはあったが、トラブルはそう大きなものではなく7分後に再開。
 
 そこから永井選手の本格的な走行が開始される。さまざまなトライ&エラーを繰り返す間に、1分23秒台から22秒台へ着実にタイムが詰まっていく。そんな永井選手にとって最終チェックとなるGT300単独のセッションが始まる直前に赤旗が出されたものの、終了時間は延長されて、しっかり10分の走行が可能に。
 
 走行が再開されると、永井選手は1分21秒台も記すようになり、最終的な自己ベストは1分21秒422にまで達することに。最後の1周だけ佐々木選手が乗り込んで、公式練習を無事完了することとなった。

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