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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.28 16:33

スーパーGT:ブリヂストン 2017年第6戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | スーパーGT:ブリヂストン 2017年第6戦鈴鹿 レースレポート

<決勝>

 レースがスタートするとKEIHIN NSX-GT/BSの速さは眼を見張るものがあった。12周目に一台かわし2位に浮上、そして13周目にはトップに立つという快走でその後は一気に2位との差を引き離して独走態勢に入った。

 しかし、その後アクシデントで2回セーフティカーが導入されて築き上げたギャップは二度とも帳消しとなってしまった。また、ピットインのタイミング差で2位走行中にアクシデントが発生。速さを示しながら、優勝することは叶わなかった。

 終盤にファンをわかせたのはRAYBRIGの猛追だった。昨年のチャンピオンチーム、H.コバライネン/平手晃平(DENSO KOBELCO SARD LC500/BS)との3位争いに打ち勝ったシーンは、今回のハイライトでもあった。

<GT500クラス3位入賞TEAM KUNIMITSU ドライバーのコメント>

伊沢拓也選手「1000キロレースは最終的に無事に速く走り切ることが重要であることをつくづくと感じました。予選では最後の最後で思うような展開になりませんでしたが、決勝ではタイヤとのマッチングも良くて着実に順位をアップできました。特に山本選手のスティントで順位をアップしてくれて、最終盤では凄い追い上げで3位を得ることができました。山本選手は脱水症状になってしまいながらも最後まで気力を振り絞ってくれました」

<GT300クラス優勝K2 R&D LEON RACING ドライバーのコメント>

黒澤治樹選手「1周して直ぐにピットインする作戦は、コンパウンドの異なるタイヤをトライし感触を得る最高の作戦でした。そのタイヤが本当に最高にマッチして、最長のレースを走り切り優勝できました。ありがとうごいました。若手の尚弥(蒲生)の成長が著しくて、安心して見守ることができました。ランキングもトップになったので、終盤戦も気を引き締めてゆきます」

蒲生尚弥選手「ブリヂストンさんのタイヤとのパッケージは凄く良かったので決勝のペースは自信がありました。ちょっと変則的な作戦だったので単独走行が多かったのですが、終盤にはライバル達が見えてきたのでより集中して走行できました。ゴールして、嬉しいという気持ちより、やっと終わったという気持ちが強いですね」

<ブリヂストン MSタイヤ開発部マネージャー:松本真幸のコメント>

「やはり1000キロレースでは簡単に勝たせてはくれませんでした。序盤からトップを奪取したKEIHIN NSX-GTは、終盤に2位を走行していたものの、再びトップを奪還するのは時間の問題でした。しかし、突然タイヤがパンク、コースオフ、クラッシュしてリタイヤしてしまいました。原因の解析はこれからですが、本当に残念です。GT300クラスでは、着実に序盤から順位をアップしていったLEONチームが終盤トップに立つと2位以下に大差をつけて優勝、前戦に続きブリヂストン装着車がクラス連勝を達成することができました」


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