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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.29 16:52

スーパーGT:Audi Team Hitotsuyama 第6戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | スーパーGT:Audi Team Hitotsuyama 第6戦鈴鹿 レースレポート

▱決勝

 8月27日、朝から夏の日差しが降り注ぐ鈴鹿サーキットには4万5000人ものファンが集まりました。そして、午後0時30分、グランドスタンドを埋め尽くす大観衆に見守られて、1000km、173周に及ぶ真夏の耐久レースが幕を開けました。5回のピットストップが義務づけられる今回のレース、まずは柳田が第1スティントを担当。「柔らかめのタイヤでスタートする柳田がどの程度までスティントを引っ張れるか分からないので、とりあえず、以降のスティントを組み立てやすくするためにも、ミスなく慎重に走ってもらうことにしました」とはチーム代表の一ツ山亮次。

 柳田は序盤にいくつかポジションを落としたものの、レースが落ち着いたころにはライバルとほぼ変わらないペースで周回を重ねます。20周を前に予選で使ったタイヤのコンディションが厳しくなり始めたところで1回目のピットストップ。ここでチームは硬めのタイヤに交換し、ライアンをコースに送り出します。ライアンは周囲よりも速いペースで順調に走行を重ね、14番手までポジションを回復します。しかし、Hitotsuyama Audi R8 LMSはスローパンクチャーにより、突然左リヤタイヤの空気圧が低下。タイヤ交換のためにピットへ向かうものの、そのタイミングでGT300クラスのマシンが最終コーナーでクラッシュしてしまいセーフティカーが導入されることに。レギュレーションによりピットロードは閉鎖され、ライアンは左リアタイヤを労わりながらコース上に留まりセーフティーカーランを続けます。しかし、レース再開まで1周というところでHitotsuyama Audi R8 LMSは左リアタイヤから白煙を上げ始め、これ以上の走行は困難に。ペナルティを覚悟のうえで閉鎖中のピットロードへ向かい、タイヤを交換し、ドライバーを柳田に交替します。

 再び硬めのタイヤを装着したHitotsuyama Audi R8 LMSを柳田が上手く操り、徐々にポジションを上げていきます。その後、60秒のペナルティストップを消化した柳田に、再び左リヤタイヤのトラブルが発生し、緊急のピットストップを強いられることに。タイヤを交換したチームは、ライアンにポジションアップを託しましたが、それから程なくして今度はエンジンが吹け上がらないというトラブルが発生。そしてついにエンジンが停止してしまいました。なんとかエンジンを再始動してピットにマシンを戻しましたが、原因不明の電気系トラブルは解消のめどが立たず、Hitotsuyama Audi R8 LMSは72周でリタイヤを決めました。

決勝結果
P1 #65 LEON CVSTOS AMG 黒澤治樹/蒲生尚弥
P2 #88 マネパ ランボルギーニ GT3 織戸 学/平峰一貴/山西 康司
P3 #87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3 細川慎弥/佐藤公哉/元嶋佑弥
リタイヤ #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン/柳田真孝

Hitotsuyama Audi R8 LMS
柳田真孝

チーム代表 一ツ山亮次のコメント

昨年の鈴鹿1000kmは12番手からスタートし、ミスなく走りきって6位入賞。Audi R8 LMSにとっては相性の良いレースですし、伝統のレースが今年最後の開催ということで、チームとしては少なくてもトップ6、できれば表彰台を狙って、ここ鈴鹿サーキットに入りました。決勝が始まるまではほぼ順調に進んでいましたし、決勝が始まってからも良い感じで周回を重ねていましたから、序盤にタイヤのパンクでポジションを落としたときにも、まだまだ巻き返しが可能とチームは前向きでした。ところが2度目のパンクやペナルティ、そして最後は電気系のトラブルと、いずれもチームとしては手の施しようのない事態が続いて、レースが折り返しを迎える前にリタイヤ。不完全燃焼のまま終わったのが悔しくてなりません。

ただ、次のタイに向けてマシンの送り出しまでの時間はあまり残されておらず、ダメージの修復や電気系のトラブル解消など、やるべきことは山積しています。いまは気持ちを切り替えて、次のレースに万全の体制で臨めるようチーム一丸となって準備を進めています。

レースでここまで悪いことが重なると、もうこれ以上悪くなることはないでしょうから、次のタイこそは思う存分暴れたいと思っています。


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