レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.08.08 14:42

ニッサン モータースポーツ スーパーGT第5戦富士レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | ニッサン モータースポーツ スーパーGT第5戦富士レースレポート

 それでも3位のポジションはキープしたまま序盤を終えましたが、ピットインのタイミングで後方から追い上げてきた軽い車両に先行を許してしまいます。トップを快走する12号車と同じく33周を終えたところでルーティーンのピットインを行った1号車は、松田に交代して後半のスティントを走り始めました。4位にまで進出した1号車でしたが松田はなおも追撃の手を緩めることなく、2位争いの2台に迫って行きました。しかしやはりウェイトの影響は大きく逆転叶わぬまま4位でゴール。選手権ポイント8を加えてポイントリーダーの座をさらに確実なものとしています。

 今回、12号車とのトップ争いが期待されていた#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rはセカンドグリッドから本山哲がスタート。予想通り12号車とのマッチレースを展開することになりました。12号車より1周早くルーティーンのピットインを終えた46号車は、後半を担当する千代勝正がピットアウト直後から猛プッシュしましたが、次の周の1コーナーでメカニカルトラブルによりコースアウトしてレースを終えることになりました。また6番グリッドからスタートした#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/柳田真孝)はエンジントラブルでリタイアに終わっています。

 GT300クラスでは、17番手グリッドからのスタートとなった#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/ヤン・マーデンボロー)が、星野からマーデンボローにつないで後方から猛チャージ。見事6位入賞を果たして貴重な6ポイントを加算しています。

TEAM IMPUL星野一義監督
「やっと勝てて、ホッとしました。最初から良いペースで走れていたけれど、追うレースではなく追われる立場は気が気ではない。JP(オリベイラ)を早くピットインさせたのは、競っていた46号車のピットタイミングを見て次の周に入るよう指示した。ZF賞(ベストメカニック賞)をもらえたのは、まさに皆のおかげ。過去2戦に成績が残せなかったのは全て監督の責任ですが、今回の優勝で帳消しになったかな。次も頑張ります」

ニスモ鈴木豊監督
「(84kgの)ウェイトを考えれば、良いレースだったと言えます。ベストではなかったですが、想定の範囲の中で計画通りにレースを進められたと思います。また、ポイントリーダーとしては、2位に差をつけられたことも良かったです。こういったレースを繰り返していくことが、シリーズチャンピオンに向けて大事なことだと思います」


関連のニュース