レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.08.28 15:22
更新日: 2016.08.28 17:18

GT300決勝2時間経過:7番手スタートのミクAMGが追い上げ。53周目にトップ浮上

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | GT300決勝2時間経過:7番手スタートのミクAMGが追い上げ。53周目にトップ浮上

 1コーナーをトップで通過したのはUPGARAGE 86の中山友貴。31号車プリウスの嵯峨宏紀も喰らいつくが、周囲がスリックタイヤを履いているのに対し、唯一レインタイヤで挑んたことが響いたのか、ペースダウンしてしまい、代わってSUBARU BRZ山内英輝が2位浮上に浮上した。

 31号車プリウスは3周を終えて早々にピットイン。スリックタイヤに交換しドライバー交代も行ってコースに復帰し、後方からの追い上げる戦略を取る。

 UPGARAGE 86対SUBARU BRZの争いは一時1秒を切るまで接近するが、決定的なチャンスは訪れず、両者第2スティントへ。先にピットへ向かったのはSUBARU BRZだが、同時にピットアウトとなったGAINER TANAX GT-Rが、コース復帰直後のSUBARU BRZと接触してしまう。

 スピンしたSUBARU BRZはすぐに体勢を立て直し走行は続けたもの5番手までポジションを下げてしまった。

 SUBARU BRZの後退でリードを広げたUPGARAGE 86は、28周を終えてピットイン。第2スティントを担当する山田真之亮も、上位陣のピット作業が終了すると再びトップに復帰。

 後方とのギャップを約18秒に広げていたが、予選7位からスタートし、この時点で2番手まで追い上げている初音ミク AMGの谷口信輝が、1周につき1秒近くギャップを削り、50周を迎えた時点で7.1秒差まで詰め寄った。

 さらに、このタイミングで南コースの方向から大粒の雨が落ちてくる。一瞬の通り雨で大きく路面コンディションが変わることはなかったが、これを機に初音ミク AMGがUPGARAGE 86との差を一気に詰める。そして53周目、最終コーナーで並びかけると、ホームストレートで逆転し、トップを奪ってみせた。

 56周を終えた時点の順位は、初音ミク AMG、UPGARAGE 86、シンティアム・アップル・ロータス、VivaC 86 MC-Excellence Porsche、LEON CVSTOS AMG-GTというトップ6となったが、スタートから2時間を経過し、初音ミクAMG、UPGARAGE 86の2台はルーティンのピット作業へ。そのほかのGT300勢も続々と2度目のルーティンピット作業に入り始めている。


関連のニュース