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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.11.17 17:53
更新日: 2018.11.21 17:56

31号車TOYOTA PRIUS apr GT 2018スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | 31号車TOYOTA PRIUS apr GT 2018スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート

2018 AUTOBACS SUPER GT ROUND 8
ツインリンクもてぎ

開催地:ツインリンクもてぎ(栃木県)/4.801km
11月10日(予選) 天候:曇り コースコンディション:ドライ 観客数:21,000人
11月11日(決勝) 天候:晴れ コースコンディション:ドライ 観客数:37,000人

やれることはすべてやった、今季ラストレース
決勝は2位でフィニッシュ、ランキングでは3位を獲得!

 全8戦で争われるスーパーGTシリーズの最終戦、『MOTEGI GT 250km RACE GRAND FINAL』がツインリンクもてぎで開催された。今年もaprは2台のトヨタ・プリウスZVW51を走らせ、#31 TOYOTA PRIUS apr GTを、新たにコンビを組むことになった、嵯峨宏紀選手と平手晃平選手に託すこととなった。
 
 前回のオートポリスでは、アタック中の赤旗で完全にタイミングを逸し、Q2進出ならなかったばかりか、ほぼ最後尾にまで沈んでしまった上に、決勝では温度が急上昇。そこでコンディションにマッチしたタイヤに改めて、ピットスタートからのレース開始となったが、この積極策が功を奏し、また激しい追い上げとも相まって10位入賞を果たし、貴重な1ポイントを積み重ねることとなった。
 
 ランキングはひとつ下げて3位に、トップとの差は14ポイントにまで広がってしまったが、可能性が残されている限り、諦めるようなチーム、そしてドライバーではない。
 
 またレギュレーションの変更により、現在の#31 TOYOTA PRIUS apr GTとRV8Kエンジンにとっては、これがラストレースになる。果たして有終の美を飾れるか? 今回はほぼ全車がノーハンデとなって、普段より50km短い250kmで争われるだけに、最後まで全力疾走が、何よりもの目標となった。

公式練習 11月10日(土)8:50~10:25

 始まりの頃は前日に降った雨が路面を濡らしていた公式練習だが、時間の経過とともに乾いていって、間もなくドライタイヤを装着できるまでに。合わせて陽も射し始め、当初は気温17度、路面温度は19度とかなり低めだったものの、最後はそれぞれ21度、29度にまで上がっていた。
 
 最初に#31 TOYOTA PRIUS apr GTに乗り込んだのは平手選手。いつものようにチェックだけ行って、すぐにピットに戻り、15分ほど経過したところでふたたびピットを離れるが、2周だけの走行に留め、その後に嵯峨選手と代わったものの、やはりチェックだけ行なって、すぐにピットに戻ってくる。そして、路面状態の完全な回復を待って、ピットで待機することとなった。
 
 ふたたび走り始めたのは、開始から1時間以上経ってから。ふたたび平手選手が走行し、4周の計測のラストには1分47秒983をマークして予選シミュレーションを完了させる。その後、ピットに戻り、今度は決勝シミュレーションを行うことに。
 
 最後の専有走行も通して平手選手が最後まで走り続けて、終了間際に1分48秒066を記録する。嵯峨選手の本格的な走行は、この後に行われたサーキットサファリから。途中1回だけピットに戻り、バスがコースを離れた終盤に1分49秒750を記録して、本戦に向けた最終確認を終えることとなった。


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