レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.04.13 19:18

K2 R&D LEON RACING 2021スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | K2 R&D LEON RACING 2021スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

2021 AUTOBACS SUPER GT
Round.1 IN OKAYAMA 300km RACE

2021シーズン開幕! 開幕戦を2位でフィニッシュ!

公式練習 4/10(土)9:45~
天候:晴れ 路面:ドライ
気温:13度 路面温度:29度

 国内最高峰レースであり、高い人気を誇るSUPER GTに、K2 R&D LEON RACINGは昨年同様、黒澤治樹監督の采配の下、 蒲生尚弥選手と菅波冬悟選手のドライブで挑んでいく。 昨年はコロナ禍で大幅なスケジュール変更を強いられたが、今年は例年どおりの時期に、 そして2年ぶりに岡山国際サーキットで開幕戦を迎えることとなった。

 好天に恵まれた公式練習は蒲生選手からスタートし、セットアップやタイヤ選択が進められた。 早い段階で1分26秒392がマークされると、その後は、決勝に向けたセットアップを確認して、菅波選手に交代。 菅波選手は、主にロングラン時のバランス確認を行いながら、順調に周回を重ねた。

 そんな中でも菅波選手は、1分27秒882をマーク。この公式練習は5番手という結果を残す。 「自分たちがやってきたことは間違っていませんでした。オフのテストでチョイスしたタイヤがマッチしていて、 今のところ順調です」と黒澤監督。

公式予選 4/10(土)Q1/14:00~ Q2/14:53~

天候:晴れ 路面:ドライ
気温:15度 路面温度:32度

 公式練習に続いて予選も天候に恵まれ、さらに温度は上昇。LEON PYRAMID AMGにとっては、さらに願った状況となっていた。 2組に分けて行われるQ1にはA組での出走に。担当したのは菅波選手。 計測3周目には1分26秒021をマークして3番手につけ、Q1突破に成功する。

 続いてQ2に臨んだ蒲生選手も計測3周目からアタックをかけ、まず1分25秒376をマーク。 その後、1周のクールダウンを挟んで、最後にもうワンアタック試みるも、これはわずかながらもタイムダウンとなってしまう。 それでもLEON PYRAMID AMGは3番手につけ、表彰台はもちろん優勝も狙えるポジションを得ることとなった。

「公式練習よりも暖かくなってくれて、さらに感触は良くなりました。明日も天気はいい予報ですし、 ロングランもしっかりと走れるように今まで準備してきたので、決勝も楽しみです」と蒲生選手は語っていた。

決勝レース 4/11(日)13:00~

天候:晴れ 路面:ドライ
気温:19度 路面温度:33度

 土曜日よりさらに天気は良くなって、サーキットには決勝レースを前にして、雲ひとつない青空が広がっていた。

 今回、スタート担当に黒澤監督が起用したのは菅波選手。予定どおり13時30分にフォーメーションラップが開始され、 セーフティカーの先導2周の後、グリーンシグナルが点灯してレースはスタートした。

 鋭いダッシュを決めた菅波選手だったが、ターボパワーを効かせたGT-Rにバックストレートで抜かれてしまい、 LEON PYRAMID AMGは4番手に後退。それでもポジションキープで菅波選手は周回を重ねていく。 7周目から4周にわたってセーフティカーが導入されるが、この時は展開に影響を及ぼすことはなかった。

 しかし、29周目に発生したアクシデントは、展開を大きく動かした。 というのも、ドライバー交代可能な周回数を超えていたからだ。 チームは菅波選手を31周目にピットに入れるが、それがちょうどセーフティカーが導入される直前。 ロスも最小限となり、またチームは、素早い作業でタイヤ交換、給油を行なって蒲生選手をコースに送り出す。 その結果、LEON PYRAMID AMGは2番手にジャンプアップ。

 ただし、前に1台、後ろに2台が連なる状態が終始続き、4台でのトップ争いは極めて緊張感を伴うものに。 ワンミスも許されない中、トップにもしきりとプレッシャーをかけた蒲生選手ではあったが、最後まで順位は動かず。

 その結果、LEON PYRAMID AMGは、開幕戦を2位で終えることとなった。 次回のレース、シリーズ第2戦はチームのホームコースである富士スピードウェイで開催される。 GW真っ只中の5月3〜4日、きっとまた熱いレースを見せてくれるに違いない。

黒澤治樹監督
「現状として、ベストな結果が得られたと思います。 ピットにもいいタイミングで入ることが出来、運も良かったですし。いい結果だと思います。 コース上で抜けないので、ピット戦略でも抜けないのは辛かったですが、それはしょうがないですね、ルールですから」

蒲生尚弥選手
「ペースは本当にみんな同じような感じで、速い場所が各車違っていたので、なかなか抜けなかったですし、 トップが最後までミスなく走って、本当に完敗という感じでした。 最初、タイヤが元気なうちはいろいろやったつもりでしたが、なかなか攻略できなかったです。 ただ、2位になれるとは思っていなくて、僕としては上出来かな、と。 この後も、ミスなく取りこぼしなく1年間戦っていきたいと思います」

菅波冬悟選手
「スタート直後に、結果的に優勝したクルマに僕が抜かれているので、それがなければ勝っていたのかと。。。 ピット作業や蒲生選手のスティントに、ミスはまったくなかったので。 次の富士でリベンジできるように、もう一回頑張ります」

2021スーパーGT第1戦岡山 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
2021スーパーGT第1戦岡山 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
2021スーパーGT第1戦岡山 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
2021スーパーGT第1戦岡山 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)

Official Website:https://www.leon-racing.com/
Facebook:https://www.facebook.com/K2rdleonracing65-2402234869795814/
Instagram:leonracing.official


関連のニュース