レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.07.19 17:40
更新日: 2021.07.19 17:47

横浜ゴム 2021スーパーGT第4戦もてぎ レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | 横浜ゴム 2021スーパーGT第4戦もてぎ レースレポート

■コメント
国本雄資選手 WedsSportADVANGRSupra
【今回の成績:GT500クラス2位】

「2番手スタートからトップに上がることができて、自分のスティントは満足のいくものでした。タイヤもすごく良くて自信を持ってオーバーテイクに挑むことができたので、ヨコハマのタイヤがすごくレベルアップしているのを感じたレースでした。抜いた後のペースも自分の方が後ろのクルマよりも速くて、本当に満足のいくレースができたと感じています」

「最終的に優勝はできなかったのですが、本当にチームとトヨタとヨコハマタイヤがともに頑張ってくれたおかげで、僕たちもすごく自信を持って予選から挑むことができたし、すごくいい開発ができていると感じます。まだまだレースが続くので、優勝は後半戦にとっておいて、引き続きみんなで頑張って、もっともっと強くなってレースができるようにしていきたいと思っています。今回も応援、ありがとうございます」

宮田莉朋選手 WedsSportADVANGRSupra
【今回の成績:GT500クラス2位】

「ピットでアンダーカットされてしまって、5秒差ぐらいつけられました。その後のファステストラップも含めたロングランのペースは、今回持ってきたタイヤはある意味で初めて使うタイヤだったのでデータを残さないといけないと思って臨んでいました」

「ここからまだまだ前進するために努力は必要でしょうが、今までレースしたなかでも、こういった悔しいと思えるレースって、なかなかなかったというか、勝てるかもしれないというレースを勝てなかった、そして悔しいという思い。でも、そのなかでも表彰台獲得できているというのは、本当にみなさんの努力のおかげだと思いますし、こうやって悔しいと思えるときは、僕はある意味、幸せだと思っているので、またここからさらにみなさんとともに努力して、優勝できるようにまた頑張りたいと思います」

2021スーパーGT第4戦もてぎ 2位表彰台を獲得した宮田莉朋と国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)
2021スーパーGT第4戦もてぎ 2位表彰台を獲得した宮田莉朋と国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)

堤優威選手 たかのこの湯 GR Supra GT
【今回の成績:GT300クラス4位】

「予選からヨコハマタイヤ勢のトップで、それは決勝でも最低限守りたいと思っていました。僕らのペースも悪くなくて、タイヤもペースは落ちるけれど、まわりと同等だったというか、僕のスティントではトップと同じぐらいで、むしろ徐々に追いついていくこともできました。後半の三宅選手もいいタイムを連発して走っていたので、良かったかなと」

「ただ、ピットで時間かかっちゃって、なんで遅れたのかすごい疑問なので、この後ミーティングで話して改善できるようにしたいです。コース上の1秒より絶対ピット中の1秒の方が取り戻せると思うので。そうじゃないと勝てないと思いましたね。僕自身は今日ミスがなかったので、良かったです」

三宅淳詞選手 たかのこの湯 GR Supra GT
【今回の成績:GT300クラス4位】

「堤選手が素晴らしい走りで渡してくれたのに、順位を落とす形になってしまったのが悔やまれます。前の接触とかがあって、運よく上がっていけたんですけど、ヨコハマタイヤ勢のトップとは言っても4位なので」

「次の鈴鹿に向けては、今回ポイント獲れたことで重くなりますが、しっかりもっとパフォーマンスを上げられるように、ドライビングの面で考えたいと思いました。タイヤはけっこう良かったです。4本交換が正解でしたね」

谷口信輝選手 グッドスマイル初音ミクAMG
【今回の成績:GT300クラス5位】

「昨日の走り出しから運気は良かったので、ついついちょっとあわよくば的な、淡い期待を抱いてしまいましたが、やはり現在のパワーバランス的にはGT-Rとかスープラが明らかに有利ですよね。でも、久しぶりにQ1を通るとか通らないか、じゃなくてQ1はちゃんと通って、ポール狙いましょうとか、レースもちゃんとこう、順位が、テレビにも映ってレースができたっていうのは、良かったですね。やっぱりこうでないと、レースじゃないし」

「ここまでパフォーマンスを見せられたのは、今回持ち込んだタイヤのおかげ。2本交換で保たせるのは厳しかったけど、GT-Rとスープラが速すぎるから、どうしても背伸びした作戦をとるから後半苦しくなったけど、でも、今回持ち込んだタイヤがバッチリ機能したと思います」

片岡龍也選手 グッドスマイル初音ミクAMG
【今回の成績:GT300クラス5位】

「今回、準備してきたタイヤのパフォーマンスはけっこう高かったです。ただ、想定より暑くなってしまった気温のなかで心配しながらレースを戦い、自分のスティントに関しては、まわりのライバル勢に対しても非常にコンペティションは保てました。よそのチームがタイヤ無交換をもっとやってくると思ったので、2本交換という選択をしてアンダーカットには成功したんですが、谷口さんのスティントでは、やはり4本交換しておいた方がトータルのパフォーマンスは高かったかも」

「それでも悪条件の中でやれるだけのことはやって、差はだいぶ縮まったと思うので、早く逆転したいと思います。次の鈴鹿も苦しいでしょうが、今回のもてぎでポイントみたいなものは見えたんで、今日の課題をうまく克服できるよう、ヨコハマのエンジニアさんとともに頑張っていこうと思います」

白石貴之 横浜ゴムMST開発部技術開発1グループリーダー

「GT500クラスに関しては6月に、ここもてぎでテストしていまして、そのとき、今回にかなり近い気候条件でした。そのなかでひとつの手がか
りになるような構造とゴムが見つかったので、それをベースにして今回持ち込みました。見事にうまい感じでハマってくれて、ドライバーさんがかなり頑張ってくれて、WedsSport ADVAN GR Supraが予選も2位、決勝も2位というところが取れて、かなり良かったと思います」

「もともとうちは高温側が比較的得意なのですが、今回はそのなかでも新しいトライをしていました。リアライズコーポレーションADVAN GT-Rも基本的には大きく変えているわけではないですが、タイヤをうまく活かせるセットアップがまだ19号車ほど詰められていない、というところがあるので、今後チームとも今まで以上にデータの共有をしていって、そういう部分を活かせるようにしたいと思います」

「GT300クラスでは、決勝の中盤でリアライズ日産自動車大学校GT-RとJLOCランボルギーニGT3が接触してしまって、あれは本当に残念としか言いようがないですが、レースなので仕方ないかなと思っています。ただ、GT300クラスもGT500クラス同様に、もてぎでテストしたなかでかなり、特にミッドシップのクルマに対して、いいマッチングの構造が見つかっているので、うち的にはそれほど心配はしていませんが、次戦以降、頑張ってくれるんじゃないかと思っています」

「次の鈴鹿は負荷的にかなり大きいので、去年鈴鹿で悔しい思いもしていますし、そういうところでいうと、まずは確実に進めていくというか、あまりチャレンジングなことというより、しっかりとペースを取れるという取り組みにしていこうかと思っています」

2021スーパーGT第4戦もてぎ 横浜ゴムが持ち込んだタイヤ
2021スーパーGT第4戦もてぎ 横浜ゴムが持ち込んだタイヤ

・横浜ゴムモータースポーツWEBSITE:https://www.y-yokohama.com/cp/motorsports/
・横浜ゴムモータースポーツFacebook:https://www.facebook.com/YRCmotorsports


関連のニュース