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スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.09.01 21:48

ドライバーたちのSNS投稿で振り返る、2021年スーパーGT第3戦鈴鹿【国内SNSまとめ】

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スーパーGT | ドライバーたちのSNS投稿で振り返る、2021年スーパーGT第3戦鈴鹿【国内SNSまとめ】

 8月21〜22日、2021年シーズンのスーパーGT第3戦『FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE』が、鈴鹿サーキットで開催され、GT500クラスはMOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が、GT300クラスはたかのこの湯 GR Supra GT(三宅淳詞/堤優威)が制した。

 ここでは第3戦に参戦したドライバーたちが、決勝を終えてから最初に発信したSNS投稿から、各々の第3戦決勝を振り返ろう。

* * * * * * *

GT500クラス

●MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)
予選:3番手/決勝:優勝

 予選3番手から今季初優勝、そして2020年の第3戦、第6戦に続く鈴鹿3連勝を手にしたMOTUL AUTECH GT-R。松田次生は23号車でキャリア23勝目をホームコースである鈴鹿で獲得し、喜びの声を自身のブログに綴っている。

●CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)
予選:7番手/決勝:2位

 7番手スタートから2位でチェッカーを受けたCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのふたり。ニッサン勢の表彰台独占を喜ぶとともに、優勝にあと一歩届かなかった悔しさを綴っている。

●リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/佐々木大樹)
予選:4番手/決勝:3位

 序盤の3戦で苦しみ、GT500クラス唯一ノーウエイトで挑んだリアライズコーポレーション ADVAN GT-Rのふたりはようやく手にしたポイント獲得、そして表彰台獲得を喜んだ。

●STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)
予選:11番手/決勝:4位

 64kgのウエイトを積みながら4位でチェッカーを受けたSTANLEY NSX-GT。これにより、山本尚貴はポイントランキング首位に浮上、牧野任祐もランキング2位に浮上した。山本は自身のインスタグラムで“先輩”伊沢拓也の投稿をリポストし、決勝序盤にアクシデントに見舞われた伊沢の無事に安堵しつつ、鈴鹿サーキットをはじめとするサーキットのオフィシャルへの感謝の言葉を綴っている。

●au TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)
予選:12番手/決勝:5位

 予選でQ1敗退となったau TOM’S GR Supra。トヨタGRスープラ勢最高位となる5位でチェッカーを受け、坪井翔は「苦しい中でも着実に順位を上げ、予選から考えたら想定以上の結果だったと思います」とレースを振り返った。

●カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)
予選:8番手/決勝:6位

 6位チェッカーで今季最高位を獲得したカルソニック IMPUL GT-Rのふたりは、ポイント獲得も、ニッサンGT-R3台が表彰台に上がったこともあり、それぞれのSNSで“悔しい”と綴った。しかし、16kgという軽いサクセスウエイト(SW)で挑む第5戦SUGOでは注目の一台となるだろう。

●Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)
予選:6番手/決勝:7位

 ベルトラン・バゲットは7位でチェッカーを受け、ランキング5位をキープできたことに満足しているようだ。

●ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)
予選:10番手/決勝:8位

 ZENT GR Supra GR Supraの石浦宏明は「ピットタイミングで後退してしまいリカバリーしきれず悔しい結果になりました」と第3戦を振り返った。

●Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)
予選:2番手/決勝:9位

 予選2番手から一時はトップを走行。しかし、最終的には9位でチェッカーを受けたRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GTの笹原右京はTwitterの動画で想いを綴った。第1スティントを担当した大湯都史樹も「言葉が出ない悔しさ。歯痒い気持ちで一杯です」と振り返る。

●KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/阪口晴南)
予選:14番手/決勝:10位

 KeePer TOM’S GR Supraは平川亮がステアリングを握った第2スティント、ヘアピンのブレーキングでダウンフォースが抜けたことから前方のマシンに接触、その際スポイラーにダメージを受けてしまった。これにより空力のバランスが崩れたため、ポジションアップが難しい状況となり、10位でチェッカーを受けた。平川のツイートによると「調子は出てきている」という。後半戦で注目したい一台だ。

●ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)
予選:5番手/決勝:11位

 スーパーフォーミュラでは好調の野尻智紀と福住仁嶺の乗るARTA NSX-GTは苦戦が続いている。野尻は「絶対に気持ちの炎は消さない」、福住は「苦しい時間が続いています。それはチームみんなも同じ。この時間を無駄にしないようにどうやって過ごしていくのか、とても大事になってくると思います」と綴る。SW26kgで挑む第5戦SUGOでの巻き返しに期待したい。

●ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)
予選:15番手/決勝:12位

 2戦連続ノーポイントが続いたENEOS X PRIME GR Supraはランキング首位から陥落。「次戦以降はハンデの差も少なくなるので、ポイントを積み重ねていければと思います」と山下健太の綴る通り、ランキング上位勢のSWが拮抗する中、いかにポイントを積んでいくかがチーム初のタイトル獲得の鍵となるだろう。

●WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
予選:9番手/決勝:13位

 前戦もてぎでSTANLEY NSX-GTとの激しい戦いの末、2位でチェッカーを受けたWedsSport ADVAN GR Supraは13位でレースを終えた。SW40kgのまま挑むこととなる次戦はどのような走りを見せてくれるだろうか。

●DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)
予選:13番手/決勝:14位

 DENSO KOBELCO SARD GR Supraの中山雄一は、「レースペースは良かったものの、またも結果は残すことはできませんでした」と第3戦を振り返った。しかし、「シーズン後半にむけて、かなりポジティブなデータを得ることができました」とのこと。こちらも巻き返しにかけて“何か”を仕掛けてきそうな一台だ。

●Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)
予選:PP/決勝:リタイア

 今季初ポールポジション獲得も、右フロントのブレーキトラブルによりクラッシュとなったModulo NSX-GT。そして火災が発生する中、車内から抜け出せない状況となった伊沢拓也だったがオフィシャルの迅速な作業により無傷でマシンを降りることができた。伊沢は自分を助けてくれたオフィシャルに直接感謝の意を伝えた際の写真とともに、改めて感謝の言葉を綴った。

 第1スティントでリタイアとなったため、決勝に出走することがなかった大津弘樹は「気持ちを切り替えてチーム一丸となり次戦の菅生大会に臨みます」とツイートしている。

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