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MotoGP | アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2020年

アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ

■アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ プロフィール

 アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニはMotoGPクラスにおけるアプリリアのファクトリーチームである。ただし、チームの運営はグレシーニ・レーシングが行っている。グレシーニ・レーシングはイタリアのファエンツァに拠点を置くチームで、ロードレース世界選手権125ccクラスの1985年、1987年チャンピオンのファウスト・グレシーニがチームマネージャーを務めている。

 アプリリアは2012年、2013年は、スーパーバイク世界選手権(SBK)マシンのRSV4をベースとするCRTマシンARTを供給していた。その後、2015年からMotoGPクラスにファクトリーチーム、アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニとして、フル参戦を開始する。当初2016年からの予定だったものを1年前倒しての参戦だった。

 2015年にアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニのライダーとして起用されたのは、アルバロ・バウティスタとマルコ・メランドリ。しかしメランドリとの契約はシーズン途中で解消。シーズン後半はステファン・ブラドルが起用される。翌2016年には、新たに設計されたアプリリアのMotoGPマシンRS-GP16が投入された。

 2017年にはライダーラインアップが一新され、アレイシ・エスパルガロとサム・ロウズが起用された。アレイシ・エスパルガロは2020年に至るまで、アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニで参戦を継続している。

 2020年は前年に引き続き、アレイシ・エスパルガロとアンドレア・イアンノーネがタッグを組むはずだった。しかしイアンノーネは2020年4月、ドーピング違反により2019年12月から2021年6月まで18カ月の出場停止処分を受ける。現状では、2019年からアプリリアのテストライダーを務めるブラッドリー・スミスが、2020年シーズンのイアンノーネの代わりを担う線が濃厚だろう。

 2015年からMotoGPクラスでフル参戦を続けるアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニだが、ここまでの5年間でいまだ、表彰台に手が届いていない状況だ。ただ、2月上旬、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われた公式テストでお目見えしたRS-GP20に対してアレイシ・エスパルガロは明るいコメントを出していた。

 チーム体制として、上述したようにレギュラーライダーであるイアンノーネの1席が宙に浮いている懸念は残るが、光明も垣間見える。2020年シーズン、まずは表彰台の獲得とコンセッション(優遇措置)を外れる結果を残すことが、ターゲットになるだろう。

(TEXT:Eri Ito)

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