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MotoGP チーム詳細

MotoGP | エスポンソラーマ・レーシング 2021年

エスポンソラーマ・レーシング

■エスポンソラーマ・レーシング プロフィール

 レアーレ・アビンティア・レーシングはMotoGPクラスにドゥカティのマシンで参戦するインディペンデントチーム。BQRを母体とするスペインのチームで、2012年から最高峰クラスへの参戦を開始。FTRのフレームにカワサキのZX-10Rエンジンを乗せたCRTマシンで参戦した。2013年には現Honda Team Asia監督の青山博一が所属した。

 2014年からはドゥカティと提携。2018年にはスズキのサテライトチームとなる構想があったようだが、2020年までドゥカティとの関係を継続している。2019年にはティト・ラバットとカレル・アブラハムの布陣で臨み、2020年もこのライダーラインアップは継続される予定だった。

 しかし、2019年11月下旬、アブラハムがチームを離脱することが明らかになった。代わりにチームに加入したのはヨハン・ザルコ。ザルコはKTMと2019年から2年の契約を結んでいたが、シーズン半ばにして契約解消。レッドブル・KTM・ファクトリーレーシングを離れていた。

 その後ザルコは、右肩の手術により欠場した中上貴晶の代役として、LCRホンダ・イデミツから後半3戦に参戦。その去就が注目されていたが、最終的にレアーレ・アビンティア・レーシングのライダーとなった。

 若干の紆余曲折はあったものの、レアーレ・アビンティア・レーシングは2020年、ザルコ、ラバットの布陣で挑むことになる。ふたりが駆るのはドゥカティの2019年型マシン、デスモセディチGP19。ここまで成績としては厳しいシーズンを過ごしているレアーレ・アビンティア・レーシングだが、ヤマハ、KTM、ホンダの3メーカーを経験したザルコの加入によって、新たな“化学反応”を起こすことができるだろうか。

(TEXT:Eri Ito)

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