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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.04.23 11:38

MORIWAKI MOTUL RACING 2017全日本ロード第2戦鈴鹿 予選レポート

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MotoGP | MORIWAKI MOTUL RACING 2017全日本ロード第2戦鈴鹿 予選レポート

4月22日(土)公式予選 新生モリワキレーシング始動!JSB1000クラス開幕戦鈴鹿の決勝レースは13番手で迎える

 全日本ロードレース第2戦が三重県・鈴鹿サーキットで開催された。今シーズンは筑波サーキットで開幕したがJSB1000クラスは開催されなかったので今大会が開幕戦となる。

今シーズンモリワキレーシングは大英断を下した。J-GP2クラスで2014年、2015年と2年連続シリーズチャンピオンを獲得した高橋裕紀に加え、BSB(ブリティッシュスーパーバイク選手権)で3度のシリーズチャンピオン、鈴鹿8 時間耐久ロードレースで4回の優勝経験を持つ清成龍一をチームメイトに迎え入れ2台体制で参戦する。

 マシンは新型のHonda CBR1000RRをモディファイした「Honda CBR1000RR モリワキ改」、そして長年テクニカル・パートナーとしてタッグを組んでいたフランスのカーメンテナンスケミカルメーカー「MOTUL」とさらに強固な関係を築き「MORIWAKI MOTUL RACING」の名前を9年ぶりに復活、タイヤメーカーもピレリにスイッチ、と全てが新しくなった。

 昨年、8年ぶりに最高峰クラスのJSB1000クラスに復活したのは今年の鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)参戦を視野に入れての事である。今大会は鈴鹿8耐への参戦権を得るための「トライアウト」を兼ねている。「NGKスパークプラグ SUZUKA 2&4 RACE」として四輪レースSuper Formulaと併催され、200kmのセミ耐久レースとなる。69台ものエントリーとなり、A、B、2つのグループに分かれ、MORIWAKI MOTUL RACINGはAグループの走行となる。全日本ロードレース最高峰クラス、そして世界の舞台:鈴鹿8耐で勝つという高い目標の下、ライダー、チーム一丸となって闘いに挑む。

 木曜日に特別スポーツ走行が行われた。新型Honda CBR1000RR モリワキ改のシェイクダウンを行ったばかりでまだまだ細かいセッティングが詰められていない状況ではあるが、2分08秒125の6番手タイムをたたき出し、周囲を驚かせた。

 翌金曜日のART合同走行。朝のうち小雨がポツポツと落ちて心配されたが2本の走行は共にドライコンディションで行われた。Aグループ、Bグループ混走で行われた午前中の走行ではこのウィーク初の7秒台に入れる2分7秒419で総合3番手につけた。午後の走行では2分8秒177のタイムでAグループ5番手タイム。ART合同走行総合で6番手につける。今大会は1台のマシンを2人で乗るのでセッティングをどちらに合わせるか難しいところだがお互いに乗りやすいポイントを掴んでセットを詰めている。


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