更新日: 2017.05.20 16:56
イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第5戦フランスGP 初日レポート
中上貴晶がフランスGP初日を5番手スタート
パウィは総合30番手
2017年5月19日(金)
Rd.05 フランスGP
ル・マン・サーキット
コンディション:ドライ/ウエット
気温:15℃
路面:23℃
2017年シーズン第5戦フランスGPが、伝統のル・マン・サーキットで始まりました。金曜日は、午前と午後に各45分のフリープラクティス(FP)を行い、IDEMITSU Honda Team Asiaの中上貴晶は午前のFP1で1分38秒462を記録して、初日5番手につけました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは1分41秒142で初日総合30番手としました。
午前のFP1は、現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)に開始。中上は再舗装された路面の状況を確認しながらマシンのセットアップを進めていき、このセッションは5番手タイム。一方、パウィは注意深い走行で30番手タイムを記録しました。
午後のFP2はウエットコンディションでの走行となりました。午前のラップタイムを更新する選手はいなかったため、FP1のタイムで初日の総合順位が決定しました。
明日のFP3は午前10時55分にスタート。午後には決勝のグリッド順を決める45分間の予選が行われます。
中上貴晶(5番手/1’38.462/+0.304)
「ウエットコンディションでは、ブレーキングからコーナー進入でのフロントタイヤの接地感を得られていないので、その部分の改善が今後の課題です。ドライコンディションでは走り出しからいいフィーリングで、コンスタントに高いアベレージタイムで走ることができました。明日以降は天気がよくなる方向なので、さらに戦闘力を高めていけると確信しています」
カイルール・イダム・パウィ(30番手/1’41.142/+2.984)
「フロントサスペンションのストロークを十分に得られていないので、ブレーキングが難しく、コーナーではらみがちになってしまいます。自分自身のライディングも、もっと改善を目指したいです。Moto2マシンでこのコースをしっかりと走り込みたいので、明日は晴れてほしいです」
岡田忠之 チーム監督
「雨のFP2では2人とも同じような問題を抱えているので、データを分析してしっかりと改善の方向性を探りたいと思います。ドライコンディションでは、中上は安定したタイムでコンスタントに走っているので、明日はさらに期待できるでしょう。パウィは、フロントの問題を解決できるように、チーフメカニックとともに迅速な解決を目指します」