更新日: 2017.06.10 21:07
MORIWAKI MOTUL RACING 2017全日本ロード第4戦もてぎ 予選レポート
全日本ロードレース第4戦が栃木県・ツインリンクもてぎで開幕した。開幕戦鈴鹿と前戦SUGOはセミ耐久レースであったがスプリントレースは今大会が初開催となる。さらに高橋裕紀:72号車、清成龍一:88号車のMORIWAKI MOTUL RACINGとして2台体制で臨む。
レースウィークの1週間前に事前テストが行われ、清成1分49秒736、高橋1分50秒761のベストタイムでまずまずの成果を得る。 レースウィークに入る直前に梅雨入りしたものの、金曜日ART合同走行は好天に恵まれた。
高橋はマシンのセットアップ、タイヤテストをこなして2本目に1分50秒018と49秒台も見えるタイムを出して総合6番手につける。一方事前テストで調子が良かった清成はマイナートラブルを抱え、その対応に追われたため周回数もこなせず1分51秒015がベストタイム、総合10番手であった。
迎えた公式予選も朝から夏を思わせる晴天。気温も路面温度も上昇していく。今大会の公式予選は「サバイバル予選」と呼ばれるノックアウト方式が採用された。
Q1は全車出走の35分間による計時予選。そこで4位~10位はQ2に進出、1位~3位はQ3進出となりQ2は走行しない。Q2は7台によるノックアウトで上位3台を決める。Q2で勝ち残った3台とQ1のトップ3の6台によるノックアウトでポールポジションから6番グリッドまでを決める。
強い日射しが照りつける中、12:40にQ1がスタートした。高橋は1分50秒675で6番手、清成も1分50秒876の10番手でQ2進出を果たす。10分間のインターバルの後、Q2スタート。2周のウォームアップ走行を終えた3周目からタイム計測を行い、その周回で一番タイムの遅いライダーがノックアウトされる。