ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第9戦ドイツGP 決勝レポート
鳥羽がドイツGPを21位でゴール
アティラプワパは23位
2017年7月2日(日)Rd.09 ドイツGP
ザクセンリンク・サーキット
コンディション:ドライ
気温:20℃ 路面:29℃
全27周で争われたドイツGPのMoto3クラス決勝レースで、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は21位でゴールしました。また、チームメートのナカリン・アティラプワパは、23位でチェッカーフラッグを受けました
鳥羽は、7列目19番グリッドのスタート。序盤からリアタイヤの十分なグリップ感を得ることができず、ペースアップに苦しみました。それでも、粘り強い走りで最後までレースを走りきりました。
一方、9列目26番グリッドからレースに臨んだアティラプワパは、旋回から立ち上がりにかけて、リアのグリップの不足と戦うレースになりました。そのような厳しい状況でもしっかりと戦い抜き、シーズン前半戦はすべてのレースで完走を果たしました。
これから4週間の夏休みを挟み、第10戦チェコGPは、8月4日(金)午前9時(日本時間同日午後4時)に、Moto3クラスのフリー走行1回目がスタートします。
鳥羽海渡(21位/40’15.296/+40.521)
「レース序盤からリアタイヤが滑っていたので、思うように攻められず、順位を上げていけませんでした。ウイーク全体の組み立てはよかったと思うので、この取り組み方を今後のレースで活かし、後半戦は毎戦ポイントを獲得できるようにがんばります」
ナカリン・アティラプワパ(23位/40’44.241/+1’09.466)
「コーナーや立ち上がりで、リアの十分なグリップを得られませんでした。100%の力で走ろうとしたところ、ミスをしてしまい、残念な結果になりました。夏の間にしっかりとトレーニングをして、後半戦はもっと強さを発揮できるようにしたいです」
岡田忠之 チーム監督
「鳥羽は、コーナーの進入で自信を持って入っていけない状況です。今後は、その不安を取り除けるマシンにしていきます。その部分の改善で、後半戦ではタイムや順位を上げられるようになるでしょう。ナカリンは、スタートはうまくいったのですが、その後はペースを上げることができませんでした。今日のレースはいい勉強になったと思います。今後もしっかりと実戦を走りきることで、多くのことを学んでくれるでしょう」