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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.10.03 11:40

全日本ロードJSB1000/J-GP3:MORIWAKI MOTUL RACING 2017第8戦岡山 レースレポート

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MotoGP | 全日本ロードJSB1000/J-GP3:MORIWAKI MOTUL RACING 2017第8戦岡山 レースレポート

RACEREPORT
Round.8 OKAYAMA/JSB1000

9月30日(土)公式予選
岡山大会開幕。高橋裕紀は今季最高グリッド2番手、清成龍一もセカンドロー:5番グリッドから明日の決勝レースに臨む

 全日本ロードレース第8戦「スーパーバイクレースin 岡山」が岡山県・岡山国際サーキットで開幕した。コースは全長3,703m。メインストレート(約600m)とバックストレート(約700m)を合計13の中低速コーナーで繋ぐテクニカルサーキット。
 
 昨年末に路面補修が行われ、従来の低μ路面から改善された。レースウイークの一週間前の事前テストでMORIWAKI MOTUL RACINGは好感触を得ており、その流れのまま岡山入りした。

 レースウイーク初日の金曜日、高い青空の清々しい気候の中ART合同走行が開催された。 高橋は確認を繰り返しながら24周を走行、1分29秒567をマークして5番手、2本目は1分29秒267を出し総合7番手につける。
 
 清成龍一は、マシンセットの確認に時間を要し思うように周回できず1分30秒001と29秒台に入れることができず総合11番手であった。清成は予選・決勝に向けて再度セットを組み直す。

 迎えた公式予選も朝からカラリと気持ち良い晴天。予選はノックアウト方式が採用された。全車走行する40分間のQ1走行でエントリー39台から10台に絞り込む。11番グリッド以下はQ1の結果で決まる。Q2は上位10台による20分間のタイムアタック。Q2でポールポジションから10番グリッドが決定する。

清成龍一は8位フィニッシュ
清成龍一は8位フィニッシュ

 高橋は早くも3周目に1分29秒181までタイムを刻む。一度ピットに戻り各部をアジャストして再度コースイン。決勝レースを見据えた20周のロングランを走行、安定して29秒台のラップで走行してQ2進出を果たす。

 ART合同走行後のセットアップに好感触を得た清成は乗り出してすぐの2周目に29秒台に入れる。2回ピットインをして各部をアジャスト、最後のラップに1分29秒312をマーク。9番手でQ1を終え、MORIWAKI MOTUL RACINGは2台ともQ2進出を果たす。

 Q2は15分間のタイムアタック。高橋は新品タイヤでコースイン、2周目にこの週末ベストの28秒台、1分28秒459に入れる。そのタイムが本人も驚く予選2番手となり今季最高グリッドのフロントローを獲得する。高橋はその後も28秒台で周回を重ね、明日の決勝への手応えを感じる。

 清成のQ2は29秒台でラップした後、新品タイヤに交換してタイムアタックを行う。28秒台に入れる1分28秒676のレースウイークベストをマーク、5番グリッドを獲得する。

 好感触を得たMORIWAKI MOTUL RACINGは、高橋:フロントロー、清成:セカンドローの好ポジションから明日の決勝レースに臨む。


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