2016年のSBK(スーパーバイク世界選手権)シリーズが間もなく開幕する。

 2012年以降の4シーズン、SBKのタイトルはアプリリアとカワサキが分け合ってきた。しかし、アプリリアはMotoGP参戦によってSBKの体制を縮小し、昨年からファクトリーサポート程度に留まっている。いっぽう、カワサキは2013年に20年ぶりのSBKタイトル獲得をトム・サイクスが成し遂げ、昨年は移籍したばかりのジョナサン・レイが念願のSBKタイトルを獲得した。今シーズン、カワサキは新型マシンを投入。シーズンオフのテストも順調に進めており、レイとサイクスのコンビが今年もチャンピオン候補の最右翼だろう。

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 そして注目がヤマハのファクトリーチームの復帰だ。新型YZF-R1は昨年の全日本、世界耐久を始め、世界各国のナショナルレースで活躍を収めてきた。テストも順調にこなしており、シーズン序盤から台風の目となるかに注目。

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 ここ数年タイトルから遠ざかっているドゥカティ、そしてホンダの巻き返しにも注目が集まる。ホンダはMotoGPからニッキー・ヘイデンが転向。もともとスーパーバイク出身のヘイデンが初参戦のSBKでどんなパフォーマンスを見せるかに注目が集まる。

 WSS(スーパースポーツ世界選手権)はディフェンディングチャンピオンのケナン・ソフォグルとMoto2から転向してきたランディ・クルメナヒャーのカワサキ勢が好調。これにジュール・クルゼールを筆頭としたMVアグスタ、ホンダに移籍したパトリック・ヤコブセンがどう絡むかに注目。また、日本人ライダーの大久保 光がフル参戦し、第3戦アラゴンには日本のピレリカップチャンピオン、國川浩道のワイルドカード参戦も決定している。

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