アティラプワパと鳥羽はともに8列目から決勝へ

2018年4月7日(土)
Rd.02 アルゼンチンGP
アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド
コンディション:ウエット(FP3)/ドライ(QP)
気温:18℃ 路面:20℃

 40分間にわたる土曜午後の予選は雨が状況を左右するセッションになり、Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは23番手タイム。明日の決勝は、8列目23番グリッドからのスタートになりました。チームメートの鳥羽海渡は予選24番手タイム、8列目24番グリッドから決勝レースに臨みます。

 午前のFP3は、夜半に降った雨のために濡れた路面上でのセッションになりました。この厳しいコンディションでもHonda Team Asiaの両選手は高い安定感を発揮。アティラプワパは13番手タイムを記録。鳥羽はそこからわずか0.416秒差の15番手でした。

 午後の予選は、ハーフウエット状態から路面が乾いていく難しいコンディションになりました。乾きかけていた路面はセッション終盤に再びコースの一部で雨が降り始めたため、タイムアタックでラップタイムを更新する選手は現れませんでした。アティラプワパは1分56秒176が予選の記録タイムとなり、鳥羽は1分56秒222でこのセッションを終えました。

 明日は、現地時間午前9時40分(日本時間午後9時40分)から20分のウォームアップ走行を実施。21周で争う決勝レースは午後12時(日本時間9日午前0時)にスタートします。

ナカリン・アティラプワパ (23番手 / 1’56.176 / +2.394)

「予選の最初はウエットセッティングにスリックタイヤを装着してコースインしました。気持ちよく走れていたのですが、路面が乾いてほかのライダーたちがどんどんタイムを更新し始めたので、僕もピットに戻り、ドライ用のセットアップに変更してから出ていきました。しかし、そこで雨が降り始めたので、タイムを更新できませんでした。いいグリッドポジションを確保できると思っていただけに残念です。明日はスタートを決めて序盤に順位を上げ、ポイント獲得を目指します」

鳥羽海渡 (24番手 / 1’56.222 / +2.440)

「予選では、序盤で慎重に走りすぎて結果的にタイムアップを狙うタイミングを逃してしまいました。グリッドの順位は低くなりましたが、午前のウエットコンディションではまずまずの感触をつかめています。昨日もいいフィーリングで終えて、FP3もいい内容で、予選で失敗をしてしまっただけなので、明日の決勝レースは全力で戦う準備は整っています」

青山博一 チーム監督

「両選手とも23番手、24番手と近い位置からのスタートですが、それぞれこの順位に沈んでしまった理由は違っています。海渡は予選で路面状態がいいときにタイムを出すタイミングを逸してしまいました。ナカリンは、本来彼に得意なコンディションのはずですが、40分の予選という限られた時間のなかでいい流れを作ることができませんでした。両選手とも、その順位になってしまった理由は理解してくれているので、今回の失敗を今後に活かす材料として学習してほしいです。明日はこの場所からしっかりと追い上げてもらいましょう」

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