ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第4戦スペインGP 決勝レポート
鳥羽がスペインGPで9位フィニッシュ
アティラプワパは19位
2018年5月6日(日)
Rd.04 スペインGP
ヘレス・サーキット
コンディション: ドライ
気温: 22℃ 路面: 19℃
2018年シーズン第4戦スペインGPの決勝レースで、Honda Team Asiaの鳥羽海渡が9位でフィニッシュし、チームメートのナカリン・アティラプワパは19位でチェッカーフラッグを受けました。
現地時間午前11時(日本時間午後6時)にスタートした決勝レースで、鳥羽は4列目10番グリッドから挑みました。好スタートを切ると、オープニングラップからトップグループに食い込んでいきます。その後も最終ラップの最終コーナーまで激しいバトルを続け、表彰台こそ逃したものの、Moto3クラスへの参戦開始以来、最も充実した内容でレースを締めくくりました。
一方、9列目27番グリッドからスタートしたアティラプワパは、安定したラップタイムで最後まで走りきり、今後の戦いに向けて自信を深める好結果のレースとなりました。
第5戦フランスGPは、5月18日(金)現地時間午前9時(日本時間午後4時)にFP1がスタートします。
鳥羽海渡(9位 / 39’43.970 / +4.171)
「最初から最後まで表彰台争いをできたので、今回は開幕戦のカタールより好内容のレースになったと思います。表彰台が見えていただけに悔しい気持ちが強いのですが、今後につながる戦いができました。次のルマンも得意なサーキットなので、がんばって、次こそ表彰台獲得を目指したいと思います」
ナカリン・アティラプワパ(19位 / 40’07.594 / +27.795)
「午前のウォームアップではいいタイムを刻めて、自信を深めることができました。決勝レースでも、グループに離されることなく、最後までしっかりと集団内で走ることができたので、過去のレースから学ぶことでいい前進ができていると思います。次戦でもさらにうまく走れるように、取り組みを続けます」
青山博一 チーム監督
「海渡は最終コーナーまでは4番手だったのですが、集団内で後方から接触されて9位に下がってしまいました。そこは残念なのですが、バトルの間中もずっと落ち着いてレースを組み立てていたので、非常に見応えのある、いいレースをしてくれました。ナカリンも、最後まで予選タイムと同等のペースで走り続けたので、今日のレースは今週の中でいちばんいい走りでした。2人ともこの勢いを維持し、今回のレースで学んだことを次のルマンに活かして、さらに好結果を目指してほしいです」