ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第5戦フランスGP 予選レポート
アティラプワパが8列目を獲得
鳥羽は9列目からフランスGP決勝へ
2018年5月19日(土)
Rd.05 フランスGP
ブガッティ・サーキット
コンディション: ドライ
気温: 20℃ 路面: 37℃
土曜午後の予選でHonda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは24番手タイムを記録。ペナルティーを受けた選手がいるためにポジションが繰り上がり、明日の決勝は8列目23番グリッドからスタートします。チームメートの鳥羽海渡は予選27番手タイム。9列目25番グリッドから日曜のレースに挑みます。
午前のFP3で、鳥羽はセットアップの煮詰めに集中し、一方、アティラプワパは昨日のベストタイムから0.520秒の短縮に成功しました。
午後の予選でも鳥羽は高い安定感の走りを続けましたが、セッション最後のタイムアタックで記録した自己ベストの1分42秒857がキャンセルされたため、1分43秒419が公式予選タイムとなりました。アティラプワパは午前からさらにラップタイムを更新し、予選ベストタイムは1分43秒219でした。
明日は、現地時間午前8時40分(日本時間午後3時40分)から20分間のウォームアップ走行を実施。22周で争うフランスGP決勝レースは午前11時(日本時間午後6時)にスタートします。
ナカリン・アティラプワパ (24番手 / 1’43.219 / +1.180)
「今週は、セッションごとに少しずつ前進できているのでよかったと思います。順位は24番手でしたが、タイム差は上位と接近しています。予選では完ぺきなラップを刻むことができませんでしたが、どこをどう修正していけばいいかということは分かっているので心配していません。昨年のレースは30番手スタートから13位でフィニッシュしたので、今年もそれと同様か、さらにいい走りをするつもりです。自分を信じてポイント圏内でのゴールを目指します」
鳥羽海渡 (27番手 / 1’43.419 / +1.380)
「予選ではなかなかクリアラップを取れず、最後にようやく攻めて走れたときに、バックストレートエンドの切り返しで少しはみ出してしまいました。バイクの状態は悪くないし、大集団のレースになると思うので、明日は序盤からできる限り追い上げて全力でがんばります」
青山博一 チーム監督
「鳥羽が終盤のタイムアタックで出したラップタイムがキャンセルされてしまったのは残念です。低い順位からのスタートになってしまいましたが、決勝では上がっていける力を持っているので、明日に期待しましょう。ナカリンに関しては、今日はポジティブな一日でした。昨日よりも今日の方が格段によかったので、明日の決勝ではさらにワンステップ前進をしてほしいです」