イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第7戦カタルーニャGP 予選レポート
長島は4列目からカタルニアGP決勝に挑む
パウィは8列目スタート
Rd.07 カタルニアGP/バルセロナ・カタルニア・サーキット
2018年6月16日(土)
コンディション:ドライ
気温: 28℃ 路面: 49℃
土曜のカタルニアGP予選を終え、 1分44秒244を記録したIDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太は、4列目12番グリッドを獲得しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは1分44秒735のベストタイム。8列目22番グリッドから決勝に臨みます。
午前のFP3で、長島とパウィは前日から着実に前進をみせ、ラップタイムもそれぞれ0.117秒と0.224秒削り取ることに成功しました。
長島は、午後の予選でも高い安定感を発揮し、前回よりも1グリッド上位の今季ベストポジションから明日の決勝レースを迎えます。パウィもセットアップをさらに進め、長島から0.491秒差でセッションを締めくくりました。
明日は、現地時間午前9時10分(日本時間午後4時10分)から20分のウォームアップ走行が行われます。22周で争うカタルニアGP決勝レースは、午後12時20分(日本時間午後7時20分)にスタートする予定です。
長島哲太 (12番手 / 1’44.244 / +0.770)
「今日の予選では、序盤からしっかりとタイムを出すことができました。セッション中盤にバックストレートエンドの10コーナーでフロントからの転倒を喫してしまいましたが、転んだ原因も分かっているし、その後もマシンにはまったく問題がなかったので、明日の決勝に向けてむしろいい経験になりました。レースではいつもペースを落とさずに走ることができるのが自分の強みで、今回はほかの選手たちとのタイムも接近しているので、シングルポジションでのフィニッシュを目指して全力で走ります」
カイルール・イダム・パウィ (22番手 / 1’44.735 / +1.261)
「午後の予選では、セットアップ面でフロントとリアのいい妥協点を見つけることができたのですが、少し遅きに失してしまったために、充分なリズムをつかむところまではいけませんでした。レースペースは悪くないので、明日のウォームアップでさらに微調整を施して、決勝レースではポイント圏内のフィニッシュを目指します」
青山博一 チーム監督
「哲太は、いいかたちで予選を進めることができました。転んでしまったのが残念ですが、攻めた結果の転倒で、限界を理解できることに繋がったので、これはむしろポジティブに捉えたいと思います。ここ数戦は不運に見舞われていい結果を残せていないので、明日は彼の実力に相応しいリザルトを獲得してほしいです。パウィは、フロントがよくなり、リアも悪くないといういいマシンのまとまり方になってきています。ライダーのがんばりでさらにタイムを上げることができると思うので、明日は両選手揃ってポイント獲得を目指します」