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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.06.21 17:41
更新日: 2018.06.21 17:46

MORIWAKI MOTUL RACING全日本ロード第4戦スポーツランドSUGO レースレポート

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MotoGP | MORIWAKI MOTUL RACING全日本ロード第4戦スポーツランドSUGO レースレポート

6月17日(日) レース2

決勝レース2。高橋裕紀6位、清成龍一は9位でフィニッシュ。

RELEASED:2018.06.17

清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)
清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)

 全日本ロードレース第4戦「SUGO Super Bike Race」決勝レース2が開催された。雨が心配されたが決勝日は曇り。朝のウォームアップ走行時には時々薄陽がさすほど回復した。高橋と清成はマシンとタイヤのチェックを行い、高橋は昨日と同じタイヤを、清成は高橋と同じタイヤに変更することにした。清成1分28秒354で4番手、高橋1分28秒452で6番手、と共に好感触を得て午後の決勝レースに備える。

 J-GP3クラスとJ-GP2クラスで赤旗中断が発生した影響で、JSB1000クラスは40分遅れの13:55にスターと進行が開始となり14:15決勝レース2スタート!

 高橋は5番グリッドのイン側からアウト側へ一気に加速して2番手で第1コーナーに進入するとホンダワークス:Team HRCの高橋巧選手の背後にピタリとつけてオープニングラップを2番手で通過する。2周目に3番手にポジションを下げるが6周目まで3番手を走行する。

 その後8周目に1分28秒281のベストタイムをマーク。昨日行われたレース1よりも約1秒速い1分28秒台のラップタイムで周回を重ね、6位でチェッカーを受けた。

 清成はスタートで前列のライダーのスタート失敗に行き場を失い7番手まで順位を落としてしまう。その後10番手まで順位を落とすが、8周目に1分28秒077秒のベストタイムをマークすると1分28秒前半のラップタイムを刻み9位でフィニッシュする。

 高橋も清成もマシンは確実に前進し、レースではトップ10圏内が指定席になってきた。しかしそこからさらに上位を目指すにはまだ足りない部分、課題もある。鈴鹿8耐を経て8月の第5戦もてぎに向けてチーム一丸となって更なる高みを目指す。

高橋選手コメント

「レース2は中須賀選手がスタートでウィリーをして出遅れた隙に前に出て高橋巧選手の背後につけることができました。2周目にはかわされてしまいましたが、ピレリタイヤの“序盤からイケる”特徴を上手く活かして「この二人にいけるところまで着いていこう」と考えました。そこからは余計な事を考えずに自分が出せるベストタイムを出し続けることに集中しました。結果、昨日よりもアベレージで1秒近く速い1分28秒前半から中盤のタイムで周回できました。それで抜かれてしまったら仕方ありません。でもラップタイムもタイヤも途中でガクンと下がることもなく最後まで走り切りました。それはデータ収集の上で大きな収穫だと思っています。トップに比べるとその差は歴然なので、今日の結果と鈴鹿8耐を踏まえてさらにマシンのポテンシャルを上げて行きたいと思います。」

高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)
高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)

清成選手コメント

「朝のフリーでタイヤもセットも変えて出ていきました。朝の感じは悪くなかったし、昨日より速いタイムで走れる自信はありました。スタートで自分の前のライダーがミスをして失速したので自分の行き場所はなくなり、そこで順位を落としてしまいました。その後はアタマを切り替えて、今回新たに履いたタイヤを見極めに集中しました。自分も昨日のレースよりアベレージで0.5秒くらい速く周回することができました。全力を尽くしましたが9位という結果には満足できません。次は鈴鹿8耐。スプリントレースとは性格も内容も違うレースですが8耐でしっかり戦い、全日本ロードレース後半戦にむけた邁進開発を進めたいと思います。」

清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)
清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)


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