決勝ではマルケスがファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)と接戦のトップ争いを制して優勝した。マルケスは終始、クアルタラロの背後について周回を重ねたが、最終ラップの1コーナーでクアルタラロをパス。4コーナーではクアルタラロの逆転を許したものの、8コーナー進入で再びトップに立つと、14コーナーで仕掛けて来たクアルタラロを抑えての優勝だった。

「僕は憤りを秘めていた」とマルケスは決勝レース後に語った。

決勝レースでファビオ・クアルタラロとの接戦を制したマルク・マルケス
決勝レースでファビオ・クアルタラロとの接戦を制したマルク・マルケス

「オーストリア、イギリスと、ここ数戦は最後の最後に負けてしまっていた。昨日のこともあり、別の憤りがあったけど、チームには熱くなるなとアドバイスされていた。正直、今日は優勝しなければならないというレースではなかった。リンスがリタイアし、ドビジオーゾが後方にいたからね」

「今日はあまりチャンピオンシップのことを考えなかった。チャンピオンシップではファビオを大きく引き離しているから、トライする必要はなかったけど、トライしなければ、今晩、落ち着いて眠れないだろう」

 また、Q2のインシデントの後、マルケスは次のようにも語っている。「これは僕の争いではない。僕のバトルはハッキリしている。チャンピオンシップだ」

 2015年のアルゼンチン、オランダ、そして、セパンクラッシュとして知られるマレーシアと、交錯してきたロッシとマルケス。マルケスは2015年にタイトルを逃した教訓を忘れておらず、連覇に向けて集中した姿勢を見せている。

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