MotoGP第3戦アンダルシアGPは、前戦スペインGPと同地、スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われている。2週連続、同じサーキットでの開催は多かれ少なかれ、ライダーに影響をもたらしているようだ。初日セッション後、ライダーたちがリモートでの取材に答えた。
最初に注目したいのは、クラス唯一の日本人ライダーである中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)。中上はスペインGPのレースウイーク、セクター4で苦戦し、さらに決勝レースでは、大きく変わったフロントタイヤのフィーリングに苦しんだ。しかし一転、このアンダルシアGP初日は、フリー走行1回目で8番手、続くフリー走行2回目ではトップ。自身としてMotoGPクラスで初めて、フリー走行セッションのトップタイムを記録した。