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MotoGP ニュース

投稿日: 2016.10.31 07:55
更新日: 2016.10.31 20:04

ヤマハ MotoGP第17戦マレーシアGP レースレポート

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MotoGP | ヤマハ MotoGP第17戦マレーシアGP レースレポート

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Movistar Yamaha MotoGP

V・ロッシ選手談(2位)

「今日の最大の目標はホルヘの前でゴールすることだった。ランキング2位を確実にするためにね。でも序盤からマシンがとても好調だったから、やはり勝ちたい気持ちも強かったんだ。イアンノーネが非常に速くて、彼とは激しく競り合った。それでも前に出てからは勝利を確信して自信を持って走っていたんだけれど、少しずつ乾いてきて路面温度が上がってきたためタイヤが消耗してきたんだ。とくにフロントがね。危ない場面が2度あって、僕もちょっと無理をしていたので、とうとうミスに繋がってしまった。あのときもドビツィオーゾはとても速くて、僕を抜いたあとはどんどん離れていってしまった。でもランキング2位を守ることが重要。ロレンソとの戦いはいつも接近していて、いつも最終戦までもつれ込む。彼のような強いライダーに勝つことができたことはとてもうれしいことだし、ここまで来てみて、今年はすばらしいシーズンだったと思えるよ」

J・ロレンソ選手談(3位)

「正直なところ、今日の僕はラッキーだった。前のほうで転倒がなかったら、5位か6位で終わっていただろうからね。クラッチロー、イアンノーネ、マルケスが転倒して、ようやく表彰台に上ることができたんだ。以前はウエットのレースは得意だったし、気持ちよく走れていた。とくにピットストップがあったときなどは、優勝し、表彰台に上り、ポールポジションを獲得した。今年はミシュランタイヤになって、とくにシーズン序盤はフロントタイヤに自信を持つことができなかったが、ブルノ以降はセッティングをモディファイして対応し、とても調子が上がっていたんだ。それに加えて、今回は路面のグリップがいつもより良かったので、自信を持って攻めていくことができた。決勝は予選ほどではなかったかもしれないけれど、とにかく最終的には、いろいろな幸運もあって表彰台に上ることができた。次回のバレンシアはランキング3位を決めるために頑張るよ」

ホルヘ・ロレンソ
ホルヘ・ロレンソ

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「このような厳しい条件のなかでダブル表彰台を獲得できたことが、チームの仕事ぶりのすばらしさを証明している。バレンティーノの走りはまさに完璧。フロントタイヤのグリップが落ちてしまうようなことがなかったら、間違いなく最後までドビツィオーゾとバトルを展開していただろう。レース序盤は見事な観察眼で状況を読み、またイアンノーネとドビツィオーゾの激しいアタックを抑えつけるための勇敢さも見せてくれた。ホルヘのほうは、今日の大雨に対してフィーリングをつかみきれない様子が明らかだった。それでも彼は耐え続け、スムースな走りでうまく状況をコントロールし、ついには3位でチェッカーを受けたのだ。この3連戦は、1戦目は最悪だったが、それとはまったく反対の状況で3戦目を終えることができた。そして今日はバレンティーノがランキング2位を決定したわけだが、ランキング3位はまだわからない状態。最終戦でもふたり揃って表彰台に立つことを期待している。ヨーロッパから遠く離れ、3週間の長い間、緊張のなかで懸命に仕事に取り組んでくれたすべてのチームクルー、すべてのチームスタッフに、この場を借りてお礼を言いたい」


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