更新日: 2016.11.06 19:40
全日本ロード第9戦鈴鹿:レース1後会見/中須賀「世界でバトルできると証明できた」
■中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/レース1:優勝
「今回レオン(ハスラム)や清成選手が参戦して、みんなの意識も高まり、レース1も混戦になるだろうと思っていました。そうしたら案の定の展開で、自分は緊張から体が硬くなっていました。しかしレオンに抜かれてからはスイッチが入って、勝ちたい気持ちが強くなり、猛烈にプッシュしました。速いところと遅いところが違っていたから、チャンスは一度きりだと考えていました。それを活かして、しっかりと前でゴールでき、非常にうれしいです」
「レオンに先行することができて、全日本ライダーがいつでも世界でバトルできることを証明できたと思います。久々のバトルとなり、レベルの高い戦いに興奮したし、自分としてもまだまだ行けるなということが再確認できました」
■レオン・ハスラム(Team GREEN)/レース1:2位
「8周のレースは楽しかった。中須賀とのバトルも楽しかったし、いいレースができたよ。8周というレースは難しかったけど、僕は鈴鹿が大好きで、エンジョイすることができた」
「今シーズンは鈴鹿8耐、BSBもSBK、全日本にも出て、忙しいシーズンになった。それでも、世界や日本のレベルの高いレースを戦うことができて幸せだよ。レース2も同じように激しいバトルになると思うけど、レース1とは1位と2位のポジションを逆にしてチェッカーを受けたい」
■渡辺一樹(Team GREEN)/レース1:3位
「正直、バトルに加われずに残念ですが最低限の表彰台を獲得できました。予選までは一発タイムでレオンが速かったです。僕もそういったアピールがしたかったですが、決勝が大事だなと思って取り組みました。しっかりと組み立てができたから表彰に上がれたのだと思います。次に向けていいデータも取ることができました。中須賀選手とレオンの二人の背後で戦うことができたから、レース2ではしっかりとバトルに加わって、一番前でゴールしたいです」