MotoGP第11戦アラゴンGPではバレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が新型コロナウイルス陽性となり、週末のレースを欠場した。ライダーではサンマリノGP前に陽性反応が出て欠場を余儀なくされたMoto2クラスのホルヘ・マルティンに続いて2例目となる。
また、Moto3ライダーのトニー・アルボリーノも、フランスGPを終えてイタリアに戻る飛行機で、アルボリーノの近くの座席で陽性患者が出たことで、濃厚接触者として、イタリアとスペイン当局から自己隔離を求められた。アルボリーノはアラゴンGPに向けてのPCR検査では陰性だったが、ロッシに続いて欠場を余儀なくされた。ヨーロッパでは再び新型コロナウイルス感染者が増加しており、厳格なプロトコルで対策を取っているMotoGPシリーズのライダー、関係者にとっても、移動の際などの感染リスクが高まっている。