クアルタラロは決勝レースを10位でゴールしている。2度のロングラップ・ペナルティを科されたことを考慮すれば悪くない順位と言えるだろうが、ロングラップ・ペナルティを除いても、クアルタラロのスペインGPの週末は苦しいものだった。予選順位はMotoGPクラスにおけるワーストの16番手。スプリントレースは12位だった。

 日曜日朝に行われたウオームアップでは、ガソリンタンクが重い状態で、ミディアムタイヤを履き1分37秒161を記録してトップタイム。クアルタラロはレースペースについて1分37秒後半から38秒0だと考えていたが、24周のなかで1周も想定していたラップタイムをマークすることはなかった。

「僕たちの問題はふたつある。ひとつはタイムアタックだ。それから、今日は10周の間、アウグスト(・フェルナンデス)の後ろで走っていたけど、接近することもオーバーテイクを仕掛けられることもできなかった。誰かをオーバーテイクしてギャップを築くと、少しはよく走れる。そして次のライダーをとらえる。これが問題なんだ」

 そう言って、クアルタラロの声色は少し苦しそうなものになった。

「……僕は速いしうまく走れると感じているのに、コントロールできない状況がある」

A.フェルナンデスの後ろで「接近もオーバーテイクもできなかった」とクアルタラロ
A.フェルナンデスの後ろで「接近もオーバーテイクもできなかった」とクアルタラロ

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