2025年11月12日
プレスリリース
新型『デリカミニ』、『eKスペース』が2026年次『RJCカー・オブ・ザ・イヤー』を受賞
~ラリードライバー増岡浩が2026年次『RJCパーソン・オブ・ザ・イヤー』を受賞~
三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者:加藤 隆雄、以下三菱自動車)は、新型軽自動車『デリカミニ』『eKスペース』がNPO法人日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)が主催する2026年次『RJCカー・オブ・ザ・イヤー』を受賞したことを発表しました。(ニッサン・ルークスと同時受賞)
さらに三菱自動車に所属するラリードライバー増岡浩が、2026年次『RJCパーソン・オブ・ザ・イヤー』を受賞したことも発表しました。同賞は、自動車業界で最も傑出した人物に贈られるものです。
今回の受賞理由は以下のとおりです。
●RJCカー・オブ・ザ・イヤー
軽スーパーハイトワゴンの視界や利便性の良さをさらに高めながら、低燃費や上質な走行性能を実現。内外装などにそれぞれ独自の仕様を盛り込むことによって、日産自動車と三菱自動車工業の合弁会社であるNMKVが企画し、日産自動車が開発したひとつのプラットフォームから、個性的な3車種を誕生させたことを評価した。
三菱自動車が『RJCカー・オブ・ザ・イヤー』を受賞するのは、軽EV『eKクロスEV』(2023年次)以来の、3年ぶり5度目*1の受賞となります。
新型『デリカミニ』は、広々とした室内空間と力強い走りを融合させたミニバン『デリカ』の名を冠した軽スーパーハイトワゴンです。先代モデルからコンセプトを継承しつつ洗練させ、エクステリア、インテリア、走行性能、安全性能、運転のしやすさ、アウトドアから日常での使い勝手の良さなどを進化させました。
新型『eKスペース』は、街中での取り回しの良さと、幅広い世代に親しまれるモダンで親しみやすいデザインを両立させ、さらに、ゆとりある室内空間を確保しています。
●RJC パーソン・オブ・ザ・イヤー
選手として日本人初のダカールラリー2連覇を達成、監督としてチームを2度のアジアクロスカントリーラリー優勝に導くなど輝かしい実績を誇る。また、電動車での競技参戦により、環境問題に貢献する電動化技術の研究開発を推進。『4WD登坂キット体験イベント』ではデモドライバーを務め、安全運転の啓蒙活動にも積極的に参画していることも評価した。
増岡は、世界一過酷なラリーといわれるダカールラリーに三菱自動車『パジェロ』などで合計21回参戦し、2002年、2003年に日本人初の2連覇を飾るなど、ラリードライバーとして優れた成果を挙げました。また2012~2014年にパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム、2015年にバハ・ポルタレグレに、電動車で監督兼選手として参戦。量産車をベースとした競技車、量産部品や先行技術を採用する競技車での参戦を通じて得たノウハウを市販車に還元することで、カーボンニュートラルの一端を担う電動車の高性能化に貢献してきました。
さらに、三菱自動車が主催する『SUV 4WD体験試乗会』などを通じ、安全運転についての啓蒙活動を行うなど社会貢献活動にも積極的に取り組んできたことも含めて評価され、この度表彰されました。
現在はチーム三菱ラリーアートの総監督としてAXCRアジアクロスカントリーラリーに参戦し、2022年、2025年にチームを総合優勝に導いています。
受賞に当たり、増岡は下記のとおりコメントしました。
「幼少の頃より自動車に興味を持ち、我流でひたすら練習して走り続けていました。18歳でオフロードレースにデビューし、22歳でラリーアートに入社してから、三菱自動車とともに世界一過酷なラリーといわれるダカールラリーに21回挑戦し、2002年、2003年には、悲願の総合優勝を成し遂げることができました」
「選手から監督まで40年以上、三菱自動車のお客さま、チーム三菱ラリーアートのファン、関係者の皆さま、そして私を支えてくれた家族に感謝申し上げます。モータースポーツ活動での経験を活かし、これからも安全・安心・快適なクルマづくりに貢献していきたいと思います」
■2026年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーの概要
35回目を迎えた本年度の『RJCカー・オブ・ザ・イヤー』の選考は、2024年11月1日から2025年10月31日までに発表された国産車を対象に、RJC選考委員の投票によって実施。10月31日に『6ベスト』が選出され、その中から11月11日の投票によって2026年次『RJCカー・オブ・ザ・イヤー』が決定しました。
三菱自動車はこれまで、『RJCカー・オブ・ザ・イヤー』を4度*2、『RJCテクノロジー・オブ・ザ・イヤー』を6度*3、『RJCカー・オブ・ザ・イヤー』特別賞を2度*4受賞しています。
*1 『ニッサン・サクラ』と同時受賞
*2 軽自動車『アイ』(2007年次)、クロスオーバーSUV『エクリプス クロス』(2019年次)、軽ハイトワゴン『eKワゴン』『eKクロス』(2020年次)、軽EV『eKクロス EV』(2023年次)
*3 『ギャラン』『エテルナ』のINVECS(1993年次)、『FTO』のINVECS II+スポーツモードAT(1995年次)、『ギャラン』『レグナム』のGDIエンジン(1997年次)、『アウトランダーPHEV』のプラグインハイブリッドEVシステム(2014年次)、『エクリプス クロス』の『進化したPHEVシステムとS-AWC』(2022年次)、『eKクロス EV』の『軽EVの電動化技術』(2023年次)
*4 『ランサーエボリューションX』(2009年次)、『トライトン』(2025年次)
●新型『デリカミニ』車種サイトはこちら
URL:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/
●新型『eKスペース』車種サイトはこちら
URL:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_space/

