足元のビスポーク21インチ・コンポジット・ホイールは、専用にブラック・バッジ・ハウス・スタイルのデザインが施され、バレル部分には22層のカーボン・ファイバーを3方向に交差させて配置したものを使用。リムの外周で折り返すことにより合計44層のカーボンファイバーが強度を高めている。

 また、3D鍛造アルミニウム製ハブは、航空宇宙産業で使用するグレードのチタン製ファスナーでリムに固定され、RR(ダブルR)のモノグラムが常に直立する、ロールス・ロイスの特徴的なフローティング・ハブ・キャップが装着される。

 その外観に見合うパフォーマンス面では、旗艦『ファントム』で初登場し、昨年の新型『ゴースト』にも採用されたロールス・ロイス独自の“アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー”と呼ぶオールアルミ製スペースフレーム構造を採用。

 極めて高いボディ剛性を実現するだけでなく、4輪駆動システムや4輪操舵システム、また受賞歴のある“プラナー・サスペンション・システム”を搭載することを可能とした。さらにブラック・バッジに搭載するにあたり、より容量の大きなエア・サスペンションを組み合わせることで、コーナリングの際にもボディのロールを抑えるセットアップとなっている。

 こちらも象徴的な6.75リッターの排気量を持つV12ツインターボ・エンジンは、さらに29PSを上乗せし、最高出力600PSを実現。加えてトルクも50Nm上乗せして900Nmとすることで、いつまでも続くシームレスな走行感覚を強調する。またZF製8速ギヤボックスと前後操舵システムを備えたアクスルが協調して動作し、作動ポイントを高めストロークを詰めたブレーキも併せて、エンジンの増大されたパワー・リザーブをさらに活かすような“ビスポーク”も施された。

 この新型『ブラック・バッジ・ゴースト』の本格デリバリーは2022年の第1四半期から開始される予定で、価格は4349万円(消費税込)から。ビスポーク・オーディオやリヤ・エンターテイメント・システムなどを含む、発表時の特別ローンチ・パッケージ付きモデルは4851万6000円(消費税込)からとなっている。

トゥルケーゼと呼ばれるブルーが、ブラックに強いコントラストを与える鮮烈なコーディネートに
トゥルケーゼと呼ばれるブルーが、ブラックに強いコントラストを与える鮮烈なコーディネートに
象徴でもある“スピリット・オブ・エクスタシー”やパンテオングリルなども、ブラックに仕上げられる
象徴でもある“スピリット・オブ・エクスタシー”やパンテオングリルなども、ブラックに仕上げられる
「ポスト・オピュレンス(脱贅沢)の極限状態のミニマリズムを表現する最高にピュアなブラック・バッジ・モデル」と、2021年8月1日にアジア太平洋の新リージョナル・ディレクターに就任したアイリーン・ニッケイン
「ポスト・オピュレンス(脱贅沢)の極限状態のミニマリズムを表現する最高にピュアなブラック・バッジ・モデル」と、2021年8月1日にアジア太平洋の新リージョナル・ディレクターに就任したアイリーン・ニッケイン

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