■コメント
・63号車:ファン・ドユン
「今シーズン、ランボルギーニ社の若手育成ドライバープログラムのひとりとして、VSRランボルギーニ・スクアドラ・コルセ・フォーミュラ・ジュニア・チームから日本のFIA-F4に参戦できることになって、とても嬉しく思っています。水曜日にサーキットに入って準備をしていたのですが、木曜日が雨で、金曜日以降が晴れという天気予報でしたので、走りたい気持ちを抑えて、あえてウェットの練習走行はキャンセルしました。金曜日の練習走行はまずまずの感触でしたが、ややアンダーステア傾向にあったマシンを、セットアップを色々試しながら調整し、予選に向けて自信を深めていきました。予選は、開始と同時に前のほうでコースインすることができ、早めにタイヤを温めてアタック開始。2番手タイムをマークしたところでピットインして微調整をし、最後に再びアタックするつもりでしたが、赤旗が2度も出てしまい、アタックのタイミングを失ってしまいました。タイム的にも順位的にも不本意な予選でした。
第1戦の決勝は、スタートはうまくいき、レース中も何台かをパス。ヘアピンでアウトから抜けたのは、いい経験になりました。結果は17位完走でした。第2戦は気合が入りすぎてしまい、2周目のダブルヘアピンで単独スピンしてしまい、レース復帰した時には32番手まで落ちてしまっていました。悔しかったですが、気持ちを切り替え、1台、また1台とパスして25番手でチェッカーを受けました。VSRランボルギーニ・スクアドラ・コルセ・フォーミュラ・ジュニアチームでのデビュー戦は、予選の失敗がすべてでしたが、自分としてはマシンの特性もつかめましたし、何台もオーバーテイクできたことで、レースに対する自信を深めました。次の富士戦では、練習をめいっぱいし、シミュレーター・トレーニングもして、万全の体制で勝負に出るつもりです」

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