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投稿日: 2020.11.17 16:36
更新日: 2020.11.17 17:08

MP Racing 2020スーパー耐久第3戦岡山 レースレポート


国内レース他 | MP Racing 2020スーパー耐久第3戦岡山 レースレポート

MP Racing
スーパー耐久第3戦岡山 レースレポート

 スーパー耐久第3戦『SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA』が10月31日から11月1日にかけて開催され、MP Racingは今回もJOE SHINDO、柴田優作、影山正美、井上恵一のドライバーカルテットで参戦した。

 本来であれば2020年の最終戦として開催される予定てあったが、コロナウイルス蔓延によるスケジュール変動によりシリーズ第3戦として開催、前半戦最後のレースとして今後のチャンピオンシップの動向を伺う上での重要なレースとなる。

 前回の菅生大会同様、レース時間は最短の3時間で行われ、2グループに分けての決勝レース制となった岡山大会。今後のチャンピオンシップを競うなかで重要な前半戦最後のレースに臨んだ。

10月31日(土)予選

爽やかな秋空が広がる岡山国際サーキット。この日はST-4/5クラスで構成されるグループ2の予選/決勝が行われる為、MP Racingの参戦するST-Xクラスは9時35分からの予選のみの出走となる。

 まずはST-X/1クラスのAドライバー予選。JOEが1分32秒58、続いて行われたBドライバー予選で柴田が1分30秒055をそれぞれ記録し、合算の結果ST-Xクラス5番手からスタートが決定した。

 C/Dドライバーはそれぞれが決勝に向けた準備を行い、影山は燃料最大搭載時のマシンの確認、井上はタイヤのスクラブと短い時間の中で役割を分担し、決勝レースに向けての準備を整えた。

ピレリスーパー耐久シリーズ第3戦岡山 MP Racing GT-R
ピレリスーパー耐久シリーズ第3戦岡山 MP Racing GT-R

11月1日(日)決勝

 予選日に引き続き好天に恵まれた決勝レース。MP RacingはJOEがスタートドライバーを務めた。1周のローリングラップを終え、13時33分40秒にスーパー耐久第3戦グループ1の決勝レースがスタートした。

 5番手スタートのJOEは後方より迫る81号車GT-Rの猛追を凌き、ポジションを落とす事なく自身のスティントを完走。ジェントルマンドライバーの規定乗車時間をクリアした為、MP Racing GT-Rは29周目にピットインを行う。

 第2スティントは柴田が担当。ST-Xクラス4位で復帰した柴田はロングスティントを担当。好ペースで周回を重ねた柴田は70周目に総合首位にまで順位を上げ、78周目にこのレース最後のピットインを行う。

 柴田のスティント中、幾度と無線でタイヤの状況を確認。柴田は「フロントタイヤは最後まで保つ。リヤタイヤの交換だけで最後まで保つと思う」と判断。これによリMP Racingは2回目のピットストップは給油とリヤタイヤのみ交換を行い、素早くコースへ復帰させた。

 3位で復帰した第3スティント担当の影山は、2回目のピットストップ間に先行された81号車GT-Rとのギャップを詰める為、ラストスパートをかける。しかし影山の猛追も順位を上げるこは叶わず。ST-Xクラス3位でチェッカーを受け、前戦菅生大会に続いて今回も表彰台の一角に登壇した。

 今回も3位表彰台という結果に終わり、最低限の目標は達することができて安堵しております。しかしながらシリーズを戦い抜く上でやはり今まで以上の成績が求められるのは事実であります。シリーズも折り返しを迎え、更に白熱した展開になると思います。みなさまからの一層のご支援、ご声援が我々の力となります。これに応えるために引き続きMP Racingは一層頑張っていきます。引き続き宜しくお願い致します。

ピレリスーパー耐久シリーズ第3戦岡山 影山正美、JOE SHINDO、井上恵一、柴田優作(MP Racing GT-R)
ピレリスーパー耐久シリーズ第3戦岡山 影山正美、JOE SHINDO、井上恵一、柴田優作(MP Racing GT-R)
ピレリスーパー耐久シリーズ第3戦岡山 MP Racing GT-R
ピレリスーパー耐久シリーズ第3戦岡山 MP Racing GT-R


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