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国内レース他 ニュース

投稿日: 2020.10.23 23:58

MP Racing 2020スーパー耐久第2戦SUGO レースレポート

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国内レース他 | MP Racing 2020スーパー耐久第2戦SUGO レースレポート

MP Racing
スーパー耐久第2戦菅生 レースレポート

 2020年スーパー耐久シリーズの第2戦が10月10日〜11日に開催された。今回の舞台は杜の都仙台に近いスポーツランドSUGO。村田町の山間部に作られたこのコースは地形を生かしたレイアウトが特徴。MP RacingはJOE SHINDO、柴田優作、影山正美、井上恵一のドライバーカルテットで第2戦に臨んだ。

10月10日(土) 公式予選
 予選日は台風の接近により生憎の雨模様。予選開始時刻に近づくにつれて雨量は徐々に増していった。MP Racingの参加するグループ1(Gr.1)の走行は相次いでディレイとなった。天候の回復を望むも好転せず、緊急エントラントミーティングが行われ、Gr.1予選は中止が決定、第2戦の決勝グリッドは開幕戦富士大会の決勝結果に準ずる事となり、MP Racingは決勝を3番手からスタートすることが決定した。

10月11日(日) 決勝
 台風が逸れたことで予選日と比較して弱まってはいるものの、決勝日も引き続き雨空で迎えた。MP Racingのスタートドライバーは柴田。難しいコンディションの中、柴田は安定したドライビングを披露。柴田のスティント後半には路面が所々乾きだし、次のタイヤチョイスを悩ませる場面もあったが、雨は再びコースを濡らし始めた。

 可能な限りのロングスティントを担当した柴田。33周目にレース全体のファステストラップをマーク、そして54周を終えてピットイン。迅速なピットストップを経て影山が次のスティントを担当した。

 3位で復帰した影山は66周目、一気に2台を抜きトップへ浮上。ベテランドライバーの匠なテクニックとスピードを存分に魅せた。ジェントルマンドライバーの最低乗車時間が決まっている為、それをクリアするべく76周を終えて影山がピットイン。このレース最後のピットストップを終え、アンカーはJOEが務めた。

 低い路面温度の為、アウトラップで888号車の先行を許したものの、ウオームアップが済んだ後のJOEの走りはとても力強く、好ペースで周回を重ねた。レース終盤、後方より猛追する31号車RC-Fが迫るも、プレッシャーを跳ね除け、ポジションを守り切り3位でチェッカーを受けた。

 悪天候による予選中止というイレギュラーはありましたが、無事に第2戦を完走し、3位表彰台獲得という結果を獲得できた事に安堵しています。今季のスーパー耐久はライバル勢が非常に強力である為、勝利することは容易では無いと常々思っております。その様な状況でもMP Racingは毎戦進化を続け、チームの総合力が向上していることを感じています。

 次戦も激しい戦いが繰り広げられると思われますが、MP Racingは岡山国際サーキットで開催される第3戦も全力で臨んでいきます。引き続き皆様のご支援、ご声援を賜ります様、宜しくお願い致します。

ピレリスーパー耐久シリーズ第2戦SUGO MP Racing GT-R
ピレリスーパー耐久シリーズ第2戦SUGO MP Racing GT-R
ピレリスーパー耐久シリーズ第2戦SUGO MP Racing GT-R
ピレリスーパー耐久シリーズ第2戦SUGO MP Racing GT-R
ピレリスーパー耐久シリーズ第2戦SUGO JOE SHINDO、柴田優作、影山正美、井上恵一
ピレリスーパー耐久シリーズ第2戦SUGO JOE SHINDO、柴田優作、影山正美、井上恵一


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