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国内レース他 ニュース

投稿日: 2016.04.01 21:55
更新日: 2021.03.25 13:06

齋藤太吾「絶対に優勝という結果を出したいと思っていた」

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国内レース他 | 齋藤太吾「絶対に優勝という結果を出したいと思っていた」

●追走決勝
 ベスト16に、D1ストリートリーガル出身の若手ドライバー北岡vs草場佑介(Team Funky with D-MAX)の対戦が実現したが、北岡が接触して草場が勝ち上がった。この対戦を除けば、すべて単走決勝で上位だった選手が勝利する順当な展開となった。草場はベスト8でも廣田を破り、準決勝に進出。そのほかは、一昨年のチャンピオン高橋邦明(GOODYEAR Racing with Kunny’z)を下した川畑、末永直登(YUKE’S Team ORANGE)、日比野という難敵を倒してきた齋藤、昨年の準優勝者である藤野がベスト4に勝ち上がった。

 川畑VS草場の対戦は、草場がこの日4セット目のタイヤを投入(タイヤ使用制限の規定により0.5ランクダウンとなる)。後追いでなんとか川畑についていったが飛び込みでフラつき、大きなアドバンテージはとれない。2本目は川畑がきれいに合わせて川畑が勝った。齋藤VS藤野の対戦は、ここまでで新品タイヤ3セットを投入していて中古タイヤを使わざるをえなかった齋藤を藤野がとらえインを差してみせるが、第5セクターでインカットしてしまい大きなアドバンテージがとれずに終わってしまう。入れ替えた2本目は齋藤が同時振りから藤野の腹に入り、逆転で齋藤が勝った。草場VS藤野の3位決定戦は寄せた距離の差で藤野が勝った。

 決勝は川畑vs齋藤。すでに交換できるタイヤを使い切っている齋藤に対して、川畑はまだ交換できるタイヤ残をしている状況だった。一発で決めないといけない齋藤は1本目が後追い。飛び込みから川畑のインを差して、きっちりドリフトを合わせる。それに対して、2本目後追いとなった川畑は、ストレートで離されて第3セクター手前で齋藤に接触してしまい、齋藤の勝ちが決まった。

【単走優勝者コメント】
川畑真人
Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING/GReddy 35RX SPEC-D [R35]
単走優勝の自信というのはあまりなかったですかね。まあ、やればできるだろうとは思ってましたけど。1本目は100点ねらいではないけど、自分のなかではセオリーの走りを目指してやりました。本当は99点くらいとりたかったんですけど、まあそこには届かなくて、それでさらに追い込まれたかんじで。ただ1本目の点でベスト16当確になったのは確認したんで、まあリスクもあるけど、2本目はやってみようと思いましたね。2本目は進入速度をもうちょっと上げようというところで、そうすれば振りもするどくなるし、うまくいくんじゃないかな、という流れだったんですけど、自分でもまあまあうまくいったな、というかんじはありました。ねらってたかんじで走れました。とりあえず単走優勝できてホッとしてます。

【追走優勝者コメント】
齋藤太吾
WAN LI FAT FIVE RACING/WAN LI SUNOCO MONSTER MARK II [JZX100]
まずワンリ(※タイヤメーカー)がすごくいろいろ準備をやってくれてたんで、ぜったいに優勝という結果を出したいなと思ってました。準備もいつも以上にやってたんで、ホッとしてます。単走は、タイヤのライフを考えて、1本目でいい点を出して残ることを確定させて、そこで2本目をキャンセルして、そのタイヤを追走で使おうと思ってたんで、まあ作戦どおりいったかんじです。決勝は、タイヤのライフが心配だったんで、一発で決めないといけないなあ、と思ってて、まあ後追いで2.5 (※アドバンテージ)とれて、先行のときはちょっと逃げようとして、1コーナーで早くアクセルを開けすぎて、アウト側にはらんで、ハミ出しそうになってアクセルを踏めない状況になっちゃったときに、川畑さんがぶつかってきたんで、結果的には勝ったんですけど、少し最後はモヤモヤが残ったんですけど、まあ勝ててうれしいです。


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