イタリア / ドゥカティ・レノボ・チーム /
ゼッケンNo. :63
◆生年月日:1997年1月14日
◆出身:イタリア
◆身長/体重:176cm/67kg
フランセスコ・バニャイア(プラマック・レーシング)はイタリア ピエモンテ州トリノ出身のライダー。1997年生まれの23歳。愛称は『Pecco(ペッコ)』。バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がイタリアの若手ライダーの発掘、育成を目的に設立した『VR46 ライダーズ・アカデミー』のメンバーである。
ミニバイクの経験を経て、2010年に地中海選手権プレ125ccクラスに参戦したバニャイアは、2011年からはスペイン選手権(現FIM CEVレプソルインターナショナル選手権)125GPに参戦。アレックス・リンス(現チーム・スズキ・エクスター)、アレックス・マルケス(現レプソル・ホンダ・チーム)に続くランキング3位を獲得。2012年も、スペイン選手権Moto3クラスでランキング3位を獲得した。
2013年より、ロードレース世界選手権Moto3クラスにフル参戦を開始。2014年にはSKY Racing Team VR46に移籍した。SKY Racing Team VR46はロッシとイタリアのテレビ局のコラボレーションにより発足したチームである。
2015年にはチームを移籍し、マシンをKTMからマヒンドラに乗り替えて、第5戦フランスGPで3位入賞。世界選手権における自身初表彰台を獲得した。2016年には開幕戦カタールGPから3位に入ってポディウム登壇を果たすと、第8戦オランダGPで世界選手権における自身初優勝を飾った。2016年シーズンは2勝を含む6度の表彰台を獲得して、ランキング4位で終えている。
2017年、バニャイアはMoto2クラスにステップアップ。再びSKY Racing Team VR46に加入し、4度の表彰台を獲得してルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。2018年には開幕戦カタールGPで優勝を果たすと、ミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMテック3)とチャンピオン争いを展開。18戦中8勝を含む12度の表彰台を獲得して、Moto2クラスのチャンピオンに輝いた。
そして2019年、バニャイアは最高峰クラスへのステップアップを果たす。ドゥカティ・コルセと契約を結び、ドゥカティのサテライトチームであるプラマック・レーシングから参戦した。第17戦オーストラリアGPでは、自己ベストリザルトの4位に入っている。
最高峰クラス2シーズン目となる2020年も、引き続きプラマック・レーシングから参戦。23歳という若さながら、落ち着いた印象を与えるライダーだ。今季はドゥカティの2020年型マシンであるデスモセディチGP20を駆り戦う。
■MotoGP通算戦績
初戦:2019年カタールGP
初ポールポジション:-
初ファステストラップ:-
初表彰台:-
初勝利:-
優勝:0
2位表彰台:1
3位表彰台:0
表彰台:1
ポールポジション:0
決勝ファステストラップ:0
ワ-ルドチャンピオン:0
■MotoGP:2020年シーズン戦績
出場:11回
優勝:0回
2位:1回
3位:0回
ポールポジション:0回
バイク:ドゥカティ
獲得ポイント:47
ランキング:16位