レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2024.03.07 18:19
更新日: 2024.03.07 18:28

ベッテルが鈴鹿サーキットに設置した昆虫ホテルが岡山県に“引っ越し”。山田養蜂場への寄贈が発表

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | ベッテルが鈴鹿サーキットに設置した昆虫ホテルが岡山県に“引っ越し”。山田養蜂場への寄贈が発表

 3月7日、株式会社山田養蜂場は、元F1ドライバーのセバスチャン・ベッテルが2023年に鈴鹿サーキットに設置した“昆虫ホテル”が山田養蜂場に寄贈されることになり、岡山県に“引っ越し”することを発表した。

 2023年9月に開催されたF1第17戦日本GP。そのレースを前にした水曜日、4度のF1世界王者であるベッテルが、生物多様性への関心を高めることを目的とする『Buzzin’ Corner』プロジェクトを鈴鹿で立ち上げた。

 このプロジェクト立ち上げにより、鈴鹿サーキットターン2の縁石カラーが、ベッテルのお気に入りかつ環境保護活動への支持を表明するための黄色と黒に塗り替えられた。さらに、同じくターン2のコースサイドイン側には、蜂などの昆虫の隠れ場所となる“昆虫ホテル”が設置されていた。

鈴鹿サーキット2コーナーイン側の『Buzzin’ Corner』に設置されていた昆虫ホテル
鈴鹿サーキット2コーナーイン側の『Buzzin’ Corner』に設置されていた昆虫ホテル

 今回、そんな昆虫ホテルが岡山県の山田養蜂場に寄贈されることになった。寄贈の経緯について山田養蜂場は「ベッテル氏は生物多様性を守ることを目的に、鈴鹿サーキットに2023年9月に設営した昆虫ホテルをより活用してもらえるところがあれば寄贈したいとの思いがあり、寄贈先を探していました」と説明する。

「世界55以上の国と地域で環境保護活動を行っている『国際環境NGOグリーンピース』様経由で、当社にお声がけ頂きました」

「養蜂業を営みながら、これまで自然環境保護活動を積極的に行ってきたことや、多数の昆虫ホテルを自然のなかで有効に活用できるだけでなく、観光施設である山田みつばち農園で多くの観光客の方にも昆虫ホテルの存在を通じて生物多様性の問題を知ってもらえるということがお声がけいただいた理由です」

 なお、今回の昆虫ホテル寄贈にともない、3月12日(火)の10~11時に山田養蜂場のグループ会社である山田みつばち農園で寄贈式が開催されることになった。式にはベッテルのコミュニケーション&マーケティングディレクターのブリッタ・ロースケ氏が来場するほか、ベッテル本人からのメッセージ動画が公開される予定になっている。

寄贈式概要

■日時:2024年3月12日(火)10:00~11:00
■場所:山田みつばち農園(〒708-0365 岡山県苫田郡鏡野町塚谷785-1)敷地内
■出席者
ブリッタ・ロースケ(セバスチャン・ベッテル担当コミュニケーション&マーケティング・ディレクター)
吉野良子(国際環境NGOグリーンピース・ジャパン渉外担当マネージャー)
山田紘子(山田養蜂場取締役執行役員)
村公彦(山田みつばち農園専務取締役執行役員)

■式次第(予定)
1:概要紹介
2:ブリッタ・ロースケ氏より挨拶&ベッテルからのメッセージ動画公開
3:国際環境NGOグリーンピース・ジャパン吉野良子より挨拶
4:巣箱お披露目
5:山田養蜂場よりお礼の言葉と今後の活用について挨拶
6:記念撮影
※寄贈式後に全員で巣箱の中へ竹筒や木片を入れたり、ペインティングを実施。

山田みつばち農園公式サイト:https://mitsubachi-nouen.com/

昆虫ホテルが11基設置
2023年F1第17戦日本GP 鈴鹿サーキットのターン2の内側に蜂などの昆虫の隠れ場所となる『昆虫ホテル』を設置するセバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッテル
2023年F1第17戦日本GP 『昆虫ホテル』の設置に取り組むセバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッテルが鈴鹿サーキットに設置した昆虫ホテルが岡山県の山田みつばち農園に“引っ越し”へ
2023年F1第17戦日本GP 昆虫ホテルを設置するセバスチャン・ベッテルと角田裕毅
セバスチャン・ベッテルが鈴鹿サーキットに設置した昆虫ホテルが岡山県の山田みつばち農園に“引っ越し”へ
2023年F1第17戦日本GP 『Buzzin’ Corner』プロジェクト立ち上げで記念撮影するF1関係者たち
セバスチャン・ベッテルが鈴鹿サーキットに設置した昆虫ホテルが岡山県の山田みつばち農園に“引っ越し”へ
セバスチャン・ベッテルのコミュニケーション&マーケティングディレクターを務めるブリッタ・ロースケ(右)


関連のニュース