F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第17戦日本GP編です。

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 セバスチャン・ベッテルが鈴鹿に帰ってきた。そして、彼は大勢の人々に熱烈に歓迎された。

 世界選手権タイトルを4度獲得した彼の人気は、F1でのキャリア終盤を迎えてますます高まり、昨シーズン末で引退したあとも多くファンが彼の不在を寂しがっている。

 そのベッテルが、以前から大好きだと公言してきたサーキットに再び姿を見せた。彼が最近尽力している、あるプロジェクトのためだ。セバスチャンは生物多様性の喪失や、生態系全体にとって重要な昆虫種の棲み家について、世間の意識を高めることを目指しているのだ。

 サーキットでのイベントは実質的にはフォトセッションにほかならず、ドライバーたちが久しぶりにベッテルと言葉を交わしながら、彼の“昆虫ホテル”の建設を手伝うほのぼのとした様子が世界中に発信された。ただ、そのオーガナイズのユルさは、いくつかの愉快な出来事を招くことにもなった。

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