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F1 ニュース

投稿日: 2019.04.21 12:02
更新日: 2019.04.21 12:14

ハースF1代表、決勝で悩むタイヤの問題解決には時間がかかると主張。「バクーも難しいコースになる」

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F1 | ハースF1代表、決勝で悩むタイヤの問題解決には時間がかかると主張。「バクーも難しいコースになる」

 ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、チームが現在抱えるタイヤの問題は克服できると確信しているものの、解決策を講じるには時間が必要になると語っている。

 今シーズンこれまでのところ、ハースの2019年型マシンは予選では十分なペースを発揮しているが、ケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンのふたりは日曜決勝でVF-19に苦戦している。

 チームの苦難は特にバーレーンGPと中国GPで顕著であり、ドライバーはふたりともレース中タイヤに熱を持たせることと、その後の温度の維持に奮闘していた。

 チームのエンジニアは問題を明確に把握しているが、すぐに対応策を講じられるものではないとシュタイナーは主張している。

「バーレーンGP後の2日間のテストで、我々は多くのことを学んだ」と彼は次戦アゼルバイジャンGPを前に語った。

「我々は問題を把握しているが、今後のレースに間に合うように解決策を見つけることができなかった。そうした解決策とパーツの開発が必要になるだからだ」

「この問題を収束させて整理し、予選のように決勝レースでも競争力を発揮できるようになることを期待している」

 ハースのタイヤのトラブルは新しいものではない。2018年シーズンにはいくつかのサーキットで、タイヤの適正範囲の狭さからチームのパフォーマンスが損なわれていた。

「昨年より問題が難しくなっているとは言えない。なぜならマシンが違うからだ。我々は完全に新しいマシンを開発したのだからね」とシュタイナーは説明する。

「レースでタイヤを機能させることができないということが分かったのだ。タイヤウインドウが広くても、その範囲に収めようとするのが難しい」

「我々は適正範囲に収めることが間違いなくできていない。適正範囲に収めるのに何が必要なのかが分からないのだ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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