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F1 ニュース

投稿日: 2019.11.08 13:37
更新日: 2019.11.08 14:03

松崎淳シニアエンジニア インタビュー:タイヤ戦略的にもギリギリだった2連戦「チェコの頑張りが本当に大きい」/F1アメリカGP

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F1 | 松崎淳シニアエンジニア インタビュー:タイヤ戦略的にもギリギリだった2連戦「チェコの頑張りが本当に大きい」/F1アメリカGP
2019年F1第19戦アメリカGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第19戦アメリカGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

──アメリカのレースは1回ストップと2回ストップ、結果的にどちらが正解だったのでしょう?
松崎シニアエンジニア:
スタートする位置にもよりますけど、普通のグリッドからだったら2回だったかもしれません。それはこれから、戦略担当エンジニアたちと分析してみます。

──路面温度の上昇が、戦略やタイヤの持ちにも影響しましたか?
松崎シニアエンジニア:
温度というよりも、グリップ変化ですね。路面温度は25~26℃から、32℃に上がっただけですから、タイヤへの影響は大したことはありません。

──今年の路面は、いつも以上にバンプがひどかったです。メカニカルグリップ的に、特別な対応をせざるをえなかった?
松崎シニアエンジニア:
うちのチームでは、そこまでの余裕はとてもありませんでした(苦笑)。1周走って来て(状態を把握して)、あるもので調整するしかない。でもそれだけではやはり厳しくて、ランスがレース中に飛び出したりした。あれは、バンプが原因でした。

──このサーキットは3日間の路面コンディションの改善代が、それほど大きくないと聞いていました。しかしQ1では急激にラップタイムが伸びて、それに戸惑ったチームも少なくなかったようです。
松崎シニアエンジニア:
そうですか。うちとしては、ほぼ予想通りでしたよ。しっかり作動温度域に入れてあげれば、あとはドライバーがしっかりやるだけですから。とはいえ初日の2回のセッションは、かなり寒かったですね。

──そこから予選、レースと、どんどん暖かくなっていきました。
松崎シニアエンジニア:
ええ。でも先ほど言ったように、路面温度自体はそれほど急激に上がったわけではありません。

■タイヤのテストでも一歩先をいくメルセデス


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