みなさん、こんにちは! オートスポーツweb編集長の水野です。今まであまり言っていませんでしたが、最近は編集長の〜と名乗るように心がけることにしました。
そんなことはともかくですが、今回F1ファンだけでなくモータースポーツファンのみなさまにオススメしたい、熱田護カメラマンの写真展を拝見させて頂きましたので、ご紹介したいと思います。
12月19日から2020年の2月東京都港区、品川駅から8分ほどのキャノンギャラリーSにて開催されています、オートスポーツwebのブログや写真でオお馴染みの熱田護カメラマンの写真展『500GP フォーミュラ1の記憶』。
写真展名のとおり、今年でF1撮影500戦を迎えた熱田カメラマンの1987年からの選りすぐりの写真、約100点が展示されているのですが、その写真のクオリティの高さはもちろんのこと、とにかく展示の仕方、空間の作り方が本当にすばらしい。ひと言でお伝えしますと、時間と労力とお金がかなり掛かっています!
これまでさまざまなモータースポーツの写真展を拝見してきましたが、このクオリティの高さ、手間暇のかけ方は、僕史上ぶっちぎりの最高レベルです。バブル当時のF1写真展もこのレベルだったのかもしれませんが、現代でこの規模感は本当に感動ものです。ちょっと、盛りすぎかもしれませんがまあ、実際に一度目にして頂ければ感じてもらえるはずです。
その『500GP フォーミュラ1の記憶』の展覧会の一部を、紹介しますね。
まずはこちら、いきなりメインのスペースになりますが、ホンダのRA618Hを囲むように写真が展示されています。昨年のホンダF1のパワーユニットですが、今回の展示に合わせて搬送してきたとのことで、ホンダさん、太っ腹です。そして、そのパワーユニットに負けないよう、融合するようにさまざまな熱田カメラマンの写真が周りを囲み、F1ファンにとってはまさに至極のマリアージュ状態。いやいや、身内意識を抜きにしてもすばらしい空間です。
そしてお次に驚きなのが、こちらの写真。等身大以上のセバスチャン・ベッテルさんです。
天井まであります。とにかく迫力あります。まさに進撃のベッテル。サイズの大きさを表現したく、J SPORTSでお馴染みの高橋二朗さんにご協力して頂きました。二朗さん、アザーッス!
ベッテルだけでなく、入口には巨大なセナの顔写真もあり、大小織り交ぜられた写真が五感をビリビリ刺激してきます。
こちらのライコネンも、ファンの方は興奮間違いなしでしょうし、琢磨選手もトロロッソのテストの時かな? 超レアな写真も見ることができます。
500戦という切り口だけに、1987年のアイルトン・セナからミハエル・シューマッハー、そしてベッテル、ルイス・ハミルトン、シャルル・ルクレール、マックス・フェルスタッペンと現代までの流れを再確認できるだけでなく、幅広い世代のファンが楽しむことができるのが今回の写真展の特長でもあります。
先日、スーパーGTとDTMの特別交流戦の時に富士スピードウェイでお見かけしたゲルハルト・ベルガー代表も、当時はご覧のとおりのイケメンです。
しかも、写真はSNSで5点まで拡散可能。あれ!? このブログで何点掲載させてもらいましたっけ!?……5点越えていたら、すみません!
12月21日(土)の13時30分からは佐藤琢磨選手と熱田カメラマンのトークショーも予定されていますので、是非、お近くのF1ファン、モータースポーツファンを煙たがられるほど巻き込んでご来場ください。写真展に掲載された写真の写真集も販売されています。
熱田護写真展 500GP フォーミュラ1の記憶 トークイベント
いやあ、ちょっと手前味噌感&褒めすぎ感が炸裂したブログになって申し訳ないのですが、なかなかケチをつけづらい、濃厚な時間を堪能させて頂きました。熱田さん、ありがとうございましたっ!