2021年F1エミリア・ロマーニャGPは、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅にとってF1での2戦目になる。角田は開幕戦バーレーンの経験を役立てて、いい週末を送ることを目指している。
デビュー戦バーレーンGPで角田は予選13番手、決勝では見事なオーバーテイクを披露して9位入賞を果たした。
「バーレーンではF1レース参戦という初めての経験をエンジョイしました。イモラでの2戦目を楽しみにしています」と角田はチームのプレビューリリースにおいてコメントしている。
「バーレーンでは大きな驚きというものはなかったです。でもひとつだけ、メディア対応の仕事がとても多かったことは、予想していませんでした。予選と決勝で走ったのは初めてでしたが、特に驚くようなことはなかったです」
「バーレーン予選で僕たちが採った戦略に後悔はありません。ミディアムタイヤでQ3に進出することを目指し、それにこだわったことは、いい経験になりました。チームにとってミディアムを使って戦うことは新しいチャレンジでした。トップ5かトップ6に入れるポテンシャルはあり、もっと上位のグリッドを獲得できた可能性があると予想していたのは確かですが、僕はこの挑戦からたくさんのことを学びました」
「常に集中できており、緊張したり、プレッシャーを感じたり、時間が足りないと感じるようなことはありませんでした。プレシーズンテストが同じサーキットで行われたことが、助けになったのでしょう。初めてのサーキットでのグランプリ、例えばポルティマオやモナコでは、バーレーンの時よりも苦労することになると思います」