F1がサマーブレイク真っただ中のいまも、舞台裏では2022年に向けてドライバーとチームの交渉が続けられている。ベテランF1ジャーナリスト、マティアス・ブルナー氏が、全10チームの来季ドライバーラインアップについて、現時点での契約状況や噂をまとめた。
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【メルセデス】
■ラッセルとの契約はすでに完了?
ルイス・ハミルトンはすでに2023年末までの契約を締結済み。一方、バルテリ・ボッタスが残留すると考えている者は多くはない。元F1チャンピオンのデイモン・ヒルは「ハミルトンのチームメイトとしてジョージ・ラッセルが走る契約はすでにまとまっている」と発言している。
【レッドブル・レーシング】
■フェルスタッペン&ペレス継続か
マックス・フェルスタッペンは長期契約を結んでおり、勝てるマシンがある限りは出て行かないだろう。セルジオ・ペレスの仕事ぶりは悪くないので、あと1年残留する可能性が高い。来年に関しては、アルファタウリのピエール・ガスリーをレッドブルで起用する計画はないと、モータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは明言している。
【フェラーリ】
■2022年は変化なし
マラネロのドライバーラインアップに来年変化はない。シャルル・ルクレールは2024年末まで契約済み。カルロス・サインツは2022年末までの契約と2023年のオプションを持っている。
【マクラーレン】
■あと2年は継続の予定
ランド・ノリスに関しては5月に複数年契約を結んだことが発表された。2024年末までの3年契約と思われる。ダニエル・リカルドは2023年までの契約で加入した。
【アルピーヌ】
■アロンソのオプション契約に注目
エステバン・オコンが2024年までの3年契約を獲得した話は記憶に新しい。フェルナンド・アロンソは少なくとも2022年末までは残るはずで、さらに延長するオプションも有する。