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F1 ニュース

投稿日: 2021.09.10 06:14
更新日: 2021.09.10 06:18

アルピーヌF1のアロンソ「良い仕事ができないと思ったら、潔く引退する」

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F1 | アルピーヌF1のアロンソ「良い仕事ができないと思ったら、潔く引退する」

 フェルナンド・アロンソは、2022年のF1新レギュレーションのもとで戦うことを楽しみにしている。このチャンスを生かし、アルピーヌと彼自身が前進し続けられるなら、翌年にもF1に残りたいというアロンソだが、自分が良い仕事ができていないと感じた場合は、潔く引退するつもりだとも語った。

 アロンソはルノー/アルピーヌと契約し、2021年にF1に復帰した。8月末にはその契約が2022年末まで延長されたことが発表されている。

フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
ローラン・ロッシ(アルピーヌCEO)&フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)

 2022年にF1は技術レギュレーションに大規模な変更を導入し、それによりF1の序列が大きく変わる可能性がある。アルピーヌがチャンスをつかみ、ポジションを上げられることを、アロンソは期待している。状況によってはアロンソは2023年に残り、アルピーヌをさらに前進させるための役割を担いたいと思うかもしれない。

「来年は上位のポジションをかけて戦えるパッケージを用意できるといいね。今年よりも一歩前進できることを願っている。それが目標だ」と2度のF1世界チャンピオンであるアロンソは語った。

「昨年ルノー(アルピーヌの前身)は3回表彰台を獲得したので、今シーズンも3、4回は表彰台を争えるかもしれないと期待していた。でも、おそらくそれは実現しないだろう」

「フェラーリはずいぶん改善した。アルファタウリも進化を遂げたし、マクラーレンはメルセデスエンジンを搭載して一歩前進した。その結果、今年の僕たちは8位から12位の間で戦っているというわけだ」

「来年はさらに改善を果たしたい。それが第一の目標になるだろう。それができれば、僕自身、その後も続けたいと思うかもしれない。もちろん、僕としても、改善を続けていく必要がある」

「すでに何度も言っているように、僕はおそらくまだ100パーセントの状態ではない。改善しなければならない部分があると分かる日が時々あるんだ」

「来年、僕自身に進歩が見られて、改善し続け、楽しんでいけるとしたら、レースを続けない手はないだろう?」

2021年のカラーリングを施した2022年型アルピーヌF1のイメージ
2021年のカラーリングを施した2022年型アルピーヌF1のイメージ

 アロンソは2022年末の自分の状況によって判断を下すと認めている。アルピーヌのポテンシャルと比較して、自分のパフォーマンスが下回っていると感じたら、続けることはないという。

「もし自分がスピードを発揮できず、良い仕事ができていないと感じるなら、誰よりも最初に僕自身が手を挙げて、『チームに新しいドライバーを入れた方がいいんじゃないか』と言うだろう」とアロンソは語った。

「だけど、そうならないといいね。自信を持って手を挙げて、『2023年にチャレンジする準備はできている』と言えることを願っているよ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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